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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討  第33回

ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討 第33回

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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第九期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第三節三回戦C卓

▼対局者
おかもと
Ⓟ渋川難波
Ⓟ醍醐大
Ⓢ福地誠

牌譜はこちら

東4局0本場

1メンツも無い6ブロックの手牌。は重なればホンイツの満貫があるので残すとして、先にを引かない限りはを残してマンズのホンイツに変化する手順も残った方がよいので打。チャンタは鳴くと1翻、ホンイツは鳴いても2翻つくので、ほぼ仕掛けて手を進める場合は一手余分にかかってもホンイツ狙いが有力です。

南家はマンズブロックより前にを切っているので待ちの可能性は薄く、役牌ポンの後で鳴かれていない牌も勘案するとテンパイしているなら待ちはあたり。一旦を止め、3枚切れにつき打

終盤のダマ40符3翻悪形テンパイはダマにすることが多いですが、今回は南家の仕掛けに降りている西家北家からはダマでも出アガリが期待できず、テンパイしてそうな南家は両方スジのはリーチしても出アガリが期待できるのでリーチの一手。南家から一発で討ち取ることができました。

ただし南家視点から見ると、が4枚見えにもかかわらず、リーチ宣言牌がはこちらの仕掛けにも通るので浮き牌を止めていたケースは考えにくく、は生牌。と何かのシャンポンはいかにもありそうなので、スジとはいえ親リーチに一発目となると止めた方がよかったように思います。

南1局

単騎の18000テンパイ。を切っているとはいえ、トイトイならまたぎのはむしろ待ちの候補なので警戒されて然るべきところ。

よってここで単騎に待ち替え。3フーロからターツ落としが入れば単騎の待ち替えが濃厚と読まれますが、何単騎なのかは読みようがないので受ける立場からしても厄介です。しかしこのが南家の2000点の当たり牌。大物手のアガリを阻止されました。

南2局

先にを引いた場合はマンズがリャンメンカンチャンの形にななりますが、先にを引いた場合は345三色を逃します。トップ目とはいえ打が勝るでしょうか。

南3局2本場

ラス前トップ目ですが、のみ手でアガった場合はオーラステンパイ料でも捲られるのに対し、ホンイツで3900になればオーラス1人ノーテンでもトップを維持できます。これくらいなら打がよいでしょうか。先手が取れるか微妙な手牌なので、安牌になりやすい牌を抱えておくに越したことはないというのもあります。

ダマでも上家から出れば飛ばしてトップ確定の平和ドラ3テンパイ。ここではダマに構えますが…

次巡をツモって空切りリーチ!これで待ちはまさに死角。と何かのシャンポンについても、ドラ表示牌にが見えている以上、打リーチでカンに受けるのが自然。理屈では分かりますが、予め想定していないとなかなか選べない打牌です。

2件リーチになって手詰まりの南家から一発で出アガリ。もしダマにしていたらここで切られるのは東家の現物。次はリャンメン以外に当たりにくい片無スジの。即リーチの場合も同じ展開になりやすく、その場合は待ちの東家が先にアガっていたかもしれません。

裏も2枚乗ってまさかの倍満。魔神の恐るべき手筋が炸裂した会心の一局でした。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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