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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討  第48回

ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討 第48回

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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第九期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第四節四回戦C卓

▼対局者
Ⓟ木原浩一
Ⓟ醍醐大
就活生@川村軍団
独歩

牌譜はこちら

東3局

もしツモれたら伝説になりそうな地和チャンス。牌をツモる手…否、ネット麻雀なのでマウスを握る手に力がこもりそうです。

地和チャンスならず。スジ待ちにしたところでドラが出やすくなったりはしないので、通りやすい牌を絞りにくいように端牌のを切ってダブルリーチ。

親でこれなら次巡手が進めば十分押し返すに見合いそうです。ダブルリーチなので通常リーチより1翻高くなりますが、悪形待ちの可能性は通常リーチより高く。待ちが絞れないので危険牌を押した場合の放銃率も低い。通常の序盤リーチと押し引き判断は大差ないとみてよさそうです。チートイツの単騎待ちもあるので放銃率はも大差なく、から切ったところで大抵次巡でを切ることになりそう。それなら放銃時打点が比較的低くなるように役牌よりを先に切ったというところでしょうか。

ドラをアンコにして追いかけリーチ。しかもアンカンしたが裏ドラになってまさかの8000オール。ダブルリーチがかかったからと安易に降りず、押し返しの手順を残すことの重要さを思い知らされます。

東3局2本場

が1枚切れまでなら、切りリーチでが通ったことからより通りやすいとみてを切りそうですが、2枚切れとなると流石に止まらなそうです。

南3局

リーチツモに裏が乗っても3着目にも届かないラス目となれば手変わりが薄くても手変わり待ち。をツモった場合もアガらずに打リーチとします。

ドラをツモってリーチすると一発ツモ裏で跳満。これでオーラス3着に浮上しました。

南4局

打点を上げても着順上昇が見込めないオーラスにつき、残り1枚の後付けでもリャンメンからチー。ポンテンが利く形だとフォロー牌を外すロスが小さく、の2枚よりはの良形変化優先。ドラを浮かせるリスクもあるので打。意識していないと選びにくい打牌です。

アガって3着のままで、放銃でラスがあるとなると危険牌は止めるところですが、のトイツ落としからリャンメンは考否定されます。と何かのシャンポンはありますが、を何巡も抱えていたわけではないので、どちらかといえば良形変化狙いでを浮かせていたケースが多そうとなるとテンパイなら切るところでしょうか。

無事ツモアガって着順を維持することができました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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