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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討  第49回

ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討 第49回

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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第九期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第五節一回戦A卓

▼対局者
松ヶ瀬隆弥
独歩
小林剛
おかもと

牌譜はこちら

南2局

西家は東家のホンイツ仕掛けに生牌役牌が3枚もあるので絞って降り。前巡通ったを切りますがこれを南家がチー。

更にをチーして、にくっつけばテンパイの1シャンテン。東家にマンズが切りづらいとなると安易に降りがちですが、可能な限りアガリを阻止できる可能性を残します。

南家リーチの一発目にドラそばは切りづらく、打でもカンテンパイ。見た目枚数も1枚差しかない以上妥当とみますが次巡ツモで手痛い倍満逃しとなりました。

南4局

着順が上がるアガリ目があるとすれば平和純チャン三色を南家から直撃くらいとみて字牌から切りそうです。

西家の切りで逆転手のテンパイが近そうというのもあり、ここで北家へのアシストに切り替え。

南家には満貫放銃してもトップなので打でアシストを続行しそうですが、結果的にはここで南家に鳴かれると西家がドラをツモって逆転手をテンパイしていました。

ペンを維持した方がアガリやすそうですが、が西家に放銃または鳴かれるリスクも少なからずあるので単騎待ちに切り替え。

西家にツモか東家直撃で逆転トップのテンパイが入りましたが、間一髪で南家のアガリ。手に汗を握る闘いになりました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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