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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討  第60回

ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討 第60回

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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第九期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第五節四回戦C卓

▼対局者
タケオしゃん
Ⓟ渋川難波
就活生@川村軍団
Ⓟ松ヶ瀬隆弥

牌譜はこちら

東1局

は鳴かれなかったのでよりの方が他家の手牌で使われていない可能性が高い。つまり裏ドラ表示牌にある可能性が高いということでもあるので単騎でリーチ。極めて細かい差ですが、こういうところでも考慮の余地があるのが麻雀の面白いところです。

東2局1本場

このはポンテンに取らず。リーチ宣言牌が字牌なので良形率が高く、宣言牌以前に切られた数牌がフォロー牌でないとすれば待ちが結構絞られます。

しかしここでは一度止めたを切って振り込み。中盤ののみ手リャンメンテンパイより最終盤のテンパイの方が加点しやすい。リーチにを勝負した東家もまずテンパイ。北家は分かりませんが、現物ではない両スジ切りの後ツモ切りが続くとなればテンパイしている可能性もそれなりにありそうです。結果的にも一人ノーテンより安い1300で済みました。

東3局

字牌から切ってもピンズをツモればホンイツに移行する手なので、この時点から切って一色に寄せます。

チートイツに決め打って単騎リーチ。を早々に切って切りリーチとなればチートイツは読まれやすいところですが、他家が使いづらく押してくる相手からは止まらない待ちなのでダマにするほどではないとみます。

西家北家がをつかめば止まらないところでしたが、よりによってを引いたのは東家で高めツモ倍満の追っかけリーチ。結果はをつかんだ南家がダブロンされる展開。ツモが一つずれただけで結果が天地の差。麻雀の面白いところであり、恐ろしいところでもあります。

南2局0本場

1300テンパイに取らず、最高で倍満ツモまであるテンパイ外し。少ない手変わりでも打点が大幅に増えるならテンパイに取らないことも増えます。

テンパイまでいきましたが結果は東家の4000オール。トップを決定づけるアガリになりました。

南2局1本場

リーチしていれば高め一発ツモでしたが、南場でダントツができたうえにが薄いとなると平和のみではダマにしたくなるところ。トップと大きく離れた2、3着目になると慎重な打ち回しが要求されます。だからこそ早い段階でリードを広げておくことがなおのこと有効になるとも言えますね。

南3局

アガっても局を消化できず、ラス目に満貫をツモられてもまだ3着。のみ手では着順がアガらないこともあり手牌を狭める牌をスルー。これくらいなら仕掛けてもよさそうですが、トップが遠くラス目ともそれなりに離れているので、ラス落ちのリスクを極力減らしたいという意図がみてとれる選択です。

一通完成形を崩してまで回し打ち。これもトップもラス目とも点差が離れているが故の選択。高め一通の形は頭がかなり作りやすく、頭が出来た時に出ていくピンズは比較的通りやすい。利用頻度は低いですが形としては押さえておきたい手筋です。

安いですが下位者のチャンスをきっちり潰す貴重なアガリになりました。

南4局

2着浮上で+20pt、ラス落ちで−70ptなので、ツモか直撃で裏条件を狙うくらいならダマに受けますが、赤を引いてツモ直裏条件なら流石にリーチに切り替え。結果は親がテンパイに取れず流局終了となりました。

第六節は年明けの1/15に開催。ここからは足切り者が出るので、足切りを巡っての攻防にも注目が集まります。それでは皆様、来年も共に良き麻雀ライフを送りましょう。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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