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ネマタの麻雀クイズ王 第1回

ネマタの麻雀クイズ王 第1回

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第1回ということでシンプルに麻雀牌の枚数を問う問題を出題しました。「麻雀」で検索すると、どこのサイトを見ても、「4人で136枚の牌を用いて勝敗を競うゲーム」という旨の記述があります。よって正解は136枚…ではありませんね。現在の市販の麻雀牌は、一般的に赤5が4枚(が2枚)と花牌が4枚(春夏秋冬)入っているので、+8枚で144枚が正解です。早速「引っ掛け」を入れてみたのですが半数以上の方が正解。流石にこれくらいは麻雀を嗜む方には常識だったでしょうか。

古いものになると赤はが2枚だけで花牌4枚、残りの2枚は代用牌としてが余分に入っているもの、あるいは赤ドラ無し、花牌8枚(春夏秋冬梅蘭竹菊)のものもあります。「梅蘭竹菊」は、君子のように気品の高い植物として古来より人々に愛されてきたことから、「四君子」とも呼ばれます。

花牌は今で言うところの抜きドラ。1964年の東京五輪から広まったとされる赤ドラよりも歴史が古いのですが、今となっては「麻雀牌は34種136枚」が常識になってしまっているように、実際に使われているところを見ることはだいぶ少なくなりました。昔は打点を上げるために花牌が使われていたのが、徐々に赤ドラに取って変わられたと想像されます。やはりただ抜くだけで得点が上がるよりは、実際に手の内で使い切れて初めて打点が上がる赤ドラを採用した方がゲームとして面白いためでしょうか。

個人的には、144なら12の2乗で数字としてもキリがいいので、花牌を採用したうえで、花牌も手の内で使えるルールがあってもよいのではないかと思いました。花牌をマイティ牌(オールマイティ)扱いとするルールでやったことがあるという人の話も聞きましたが、マイティ牌があると待ちがかなりややこしいことになり慣れないと難しいという問題があります。そこで私が考えたのは、「花牌を字牌に関してのみオールマイティにする」というもの。これならややこしい待ちになりづらく、字牌絡みの役満が作りやすくなるので初心者も楽しめるのではないでしょうか。

次回の問題

メンゼンで3翻未満のアガリ。素点は最高で何点?

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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