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ネマタの戦術本レビュー第56回「強者の最新手筋100 著:比嘉秀仁 その4」

ネマタの戦術本レビュー第56回「強者の最新手筋100 著:比嘉秀仁 その4」

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第1章 押し引き

16 打

 良形テンパイは基本押しとしましたが、リーチ者が着順争いしている(放銃しなくてもあがられると着順が落ちる可能性が十分にある)他家ならなおのこと押します。これが北家と西家、あるいは北家と東家の点数が逆なら降りるところ。

 「ラス目のリーチだから降り」「トップ目だから降り」とはよく聞きますが、降りてもラス落ちの可能性が十分にあるなら、ラス目のリーチにテンパイから押すのは、「ハイリスクハイリターン」。

 トップ目でも、低打点の可能性が高い子の仕掛けに押すのは、「ローリスクローリターン」。「ハイリスクローリターン」であることが多いので、ラス目のリーチには降りることが多いというのは事実ですが、「ラス目のリーチだから降り」というのは正確ではありません。

 

17 打リーチ

 とカンチャンを手出しで落としてからの打リーチなので、が面子候補の一部で、からの切りリーチも有り得ますが、面子の一部や、を落としている途中で引いた浮き牌の可能性を否定できない以上、少なくとも無スジより危険とは言えないので押します。

 打点がまずまずあり着順争いしている以上、が通常の無スジ程度に危険であってもまだ押すところとみます。

 

18 打ダマ

 あがればトップ、12000に放銃するとラス争いになるとはいえまだ2着となるとテンパイならまだ押しでしょうか。からのポンなので、手役(この場合はトイトイ)をつけにいく仕掛けであることから、手役のつかない北の方が白より当たりやすいということに実戦で気付くのは難しそうですが、「一般論では○○だが、○○と仮定すると矛盾が生じる」ことから、「○○ではない」ことを導くことができるという論理がベースにあれば、実戦の不自然な手順から他家の手牌構成に気付けることも増えるのではないでしょうか。

 ただ、ドラ表示牌のからポンとなると、でもトイトイ移行を完全に否定できるほどではなく、放銃点が12000か18000かは着順に非常に大きく影響するので今回は切りとします。

 加点のメリットが薄くアガリ率が低いうえに、リーチ棒出費のデメリットは十分ある(12000放銃で3着になる)のでダマにします。

 

19 打リーチ

 表ドラも赤ドラも多く見えているなら、「ローリスクハイリターン」とみてなおさら押します。ドラが見えてなくても、リャンメンテンパイであがってトップ、放銃しても満貫未満なら2着である以上押し。

 「ドラが見えているので押し寄り」ということは言えますが、「リーチにドラが見えてなければ降りるが、見えているので押し」とい局面自体はあまり多くないかもしれません。ただし、意識しておくことで結果的に押し引き判断のミスを減らせることはありそうです。

 

20 打リーチ

 親で良形高打点テンパイ。しかも切る牌は通りやすい(から切った次巡にをツモって空切りしたケースくらい)。トップ目であろうがドラポンが入っていようが簡単には降り有利にはなりません。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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