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ネマタの戦術本レビュー第441回「現代麻雀最新セオリー 著:雀ゴロK その18」

ネマタの戦術本レビュー第441回「現代麻雀最新セオリー 著:雀ゴロK その18」

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第3章No.6

 先制悪形テンパイが過小評価されていた時代には、打点差が無くてもリャンメンを鳴いて悪形が残るテンパイには取らない方がよいというのが有力なセオリーとされてきました。一般的にカンチャンテンパイでも、リャンメン×2の1シャンテンよりはアガリやすいのですから、打点差が無ければリャンメンからでも鳴いてテンパイに取った方がよいでしょう。

 しかし、今回のようにメンゼンを崩して打点が結構下がるとなると話は別です。カンチャンからならどの巡目でもほぼ鳴き有利であるのに対して、リャンメンからは中盤過ぎあたりからようやく鳴き寄りになります。リーチによる打点上昇効率が高い手に関しては、「カンチャンからは鳴くがリャンメンは基本スルー」という考え方は概ね正しいと言えます。

 しかし、リャンメン側の受け入れが薄くなると分岐点が結構早くなることからも、リャンメンを残すこと自体にあまりこだわらない方がよいということも言えます。あくまで鳴いた場合と、鳴かなかった場合の比較であることを忘れないようにしたいものです。

No.7

 役牌片アガリテンパイのアガリ率は第1章No.6に記載があります。序盤は通常カンチャンテンパイよりアガリやすく、巡目が深くなって役牌が止められやすくなるに従ってカンチャンテンパイよりはアガリにくくなるという感じです。

 役牌片アガリになる可能性があっても鳴きをためらう必要はないということは昨今の戦術書ではよく取り上げられるようになりましたが、基本的には悪形メンツ候補を鳴いて手が進む場合の話です。メンゼンでテンパイすれば役牌絡みのシャボ待ちはリャンメンと同程度のアガリ率が期待できるのですから、今回の手牌からリャンメンを鳴くのはリャンメン×2の1シャンテンをカンチャンテンパイにするようなもの。打点が結構下がる場合は中盤過ぎあたりまではスルー。役牌は比較的鳴きやすいことから、No.6と異なりリャンメン側の受けが薄くなっても分岐点があまり変わりません。ここでも、「メンゼンではメンツになりにくい役牌トイツからは鳴くが、リャンメンからは基本スルー」となります。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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