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ネマタの戦術本レビュー第429回「現代麻雀最新セオリー 著:雀ゴロK その6」

ネマタの戦術本レビュー第429回「現代麻雀最新セオリー 著:雀ゴロK その6」

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第1章No.6

 出アガリできないテンパイに受けるよりは、(役有り)テンパイを崩すことで最大限に手変わりを待つという原則に従えば順子落としとなりますが、個人的には順子落としという選択があることを知らされるまでは常にツモ切っていました。発想が無ければなかなか選べない選択ではないでしょうか。

 昨今では役牌バックの仕掛けに抵抗がある方も少なくなったかもしれませんが、通常役牌片アガリのアガリ率の比較からも分かる通り、アガれない方をツモってしまうと順子落としを選べていたとしてもアガリ率が大きく落ちてしまうことは確かです。「もっと勝つための現代麻雀技術論」第143回で取り上げましたが、片アガリが残る形になった場合はアガれない牌をツモりにくいように、ツモったとしても立て直しが利きやすいような手組にすることを心がけます。

 今回は基本的に順子を落とすという結論になりましたが、手牌の形や、手役がつく牌の鳴きやすさによって判断が変わる場合もあります。順子だけでも何を切るかで6通りあるので、細かい比較ではありますが最適な打牌を選ぶのが難しいテーマでもあります。「もっと勝つための」第144回も御参照下さい。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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