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ネマタの戦術本レビュー第483回「新版おしえて!科学する麻雀 著:とつげき東北 編:福地誠 その5」

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第1章 無意味な神聖視は排除せよ!

 中国「大陸」の歴史は4000年かもしれませんが、中国という「国」の歴史は70年にもなりません。日本列島に国が作られてからずっと日本だった日本人にとっては意外と見落としやすい話なのかもしれません。

 それはさておき、日本麻雀にも「公式ルール」に相当するものが無いわけではないのですが(新報知ルール)、麻雀人口全体からみればその存在を認知している人は少数派でしょう。公式ルールの存在をほとんどの人が知らず、しかもルールを変更、追加する自由度が非常に高いことから無数のローカルルールが生まれました。確かにそれも麻雀の魅力の一つではありますが、これだけのプレイ人口が居るにもかかわらず、ルール周りを整備する役割を持つ団体が実質的に存在しないという、他の対戦型ゲームでは見られない特異な現状があります。(例えばその3で御紹介したTCGでは毎年新しいカードが刷られるので、カード同士の相互作用によるルール上の複雑な問題が麻雀とは比べ物にならないくらい多数存在しますが、ほぼ全ての問題が公式で解決されています。公式大会では必ずゲームの進行を円滑に進めるためのジャッジがつき、ジャッジになるための資格試験もあるほどです。)

 符計算に関しては、確かに存在の必要性を合理的に説明できない無駄に複雑なルールではありますが、符計算そのものを神聖視し有り難がっている人の話は流石に聞いたことがありません。現行ルールにしても、一度覚えてしまいさえすれば、手牌を一目見ただけで瞬時に何点の手か分かるという利点はあります。(日本麻雀以外の得点計算の多くは役を全て足し算するものですが、役の種類が多いので役の見落としや計算間違いが起きやすい。) 

 符計算をズレが起こらないシンプルなものに変えることや、符計算そのものを無くす試み自体はこれまでも何度となく行われており、実際にそのようなルールでプレイしているグループも存在します。符計算の複雑性については、別にゴミの山を有り難がっているのではなく、一度覚えてしまった打ち手の多くにとっては、あえて変更するほどの必要性を感じなかったというのが実際のところではないでしょうか。

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