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ネマタの戦術本レビュー第482回「新版おしえて!科学する麻雀 著:とつげき東北 編:福地誠 その4」

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第1章 日本の麻雀は振るい落としゲーム

 振り込み1人払いルールが日本でのみ採用されていると聞いた時はかなり驚きました。麻雀の手組は「4人がそれぞれ1人ゲームをしているようなもの」と表現しましたが、諸外国の麻雀は日本麻雀以上に手組偏重と言えます。「手組」だけでなく「押し引き」が重要であることが日本麻雀の面白さではありますが、「読み合い」や「心理的駆け引き」の要素が必要以上に重要視されてきた原因でもありそうです。日本のプロ雀士による「中国麻将」講座を読んだことがありますが、日本麻雀の講座では何度となく見られた、ややもすればオカルトにもなりかねない「読み合い」「心理的駆け引き」の話は何一つ出て来ませんでした。

 序盤からアガリに向かって全力疾走、美しい手作りにこだわらないとあります。確かに美しさにこだわることはありませんが、「打点」には「速度」と同じくらいにはこだわるくらいがちょうどいいのではないでしょうか。日本麻雀は美しい手役を狙っても難易度の割に打点が見合わないものが多い一方、見てくれはイマイチだけど、難易度の割に高打点が狙えることも結構あります。恋愛でもそうです。外見がよければ中身も伴っている可能性が高いのは確かですが、大事なのはやはり外見より中身なのではないでしょうか。

 …と、もっともらしいことを言ってみましたが、私自身は麻雀も恋愛も見た目の美しさ重視(笑)なので、現行の日本麻雀も、もっと手役作りが評価されるルールにした方が面白くなると思っていたりします。とはいえ「押し引き」の要素も捨て難いので、両者をうまくミックスしたルールがいいですね。現状存在するものとしてはWSOM(World Series of Mahjong:「公式サイト」)のルールがそれに近いかもしれません。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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