Q53
打
役牌をポンしてリャンメンを落とせば生牌のダブも警戒されやすいところですが、それでも1000点リャンメンテンパイと、高め3900(ツモなら5200)の
シャンポンなら後者が勝るとみてリャンメンを落とします。
があるのでソーズリャンメンは残すとして、
と
の比較も
をツモった場合の比較。どちらもダブ
ポンで満貫になるように受けますが、一旦
を切ってから
を落とせば
は他家から読まれにくいというのもあり、微妙ですが
から切ってそうです。
Q54
打
打として
を引いても、
の3メンチャンリーチ40符2翻よりは、
の変則待ちリーチ40符3翻に受けるところ。それなら高打点の受け入れ優先で
受けを残します。
Q55
打
打なら4連形×2のくっつき1シャンテン。
ツモでも
テンパイという非常にアガリやすい形が残るので、これならアガリ率でもテンパイ取りダマと大差ないとみます。トップ目といっても加点のメリットは小さくないのですから、これならアガった時に高打点になりやすいテンパイ外しがよいとみます。
同様の問題を見た時はドラがでした。今度はダマのままツモっても1000−2000ですがドラ表示牌が待ちになるので、むしろドラを切った方がアガリやすいまでありそうです。取りダマからドラ
をツモればダマでも高め跳満になりますが、アガリやすさを考慮すればむしろメンタンピン高め三色の方が強いとみるので、ドラ
の場合も実はドラ切りがよさそうですね。(webサイト版の現代麻雀技術論では同様の牌姿で取りダマを推奨しましたが、当時はカンチャン待ちの種類によるアガリ率の違いを軽視気味だったので、現在ではドラ
でも
切りがよく見えます)
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