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ネマタの戦術本レビュー第587回「麻雀AI戦術 著:水上直紀  その27」

ネマタの戦術本レビュー第587回「麻雀AI戦術 著:水上直紀 その27」

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Q57

 東家の待ち候補はとかなり限られています。そうすると上家テンパイ率92.1%に対して、リャンメンでもシャンポンでも当たるの放銃率が29.4%はむしろ低いような気もしますが、トイトイの可能性も否定できないためでしょうか。

 打が推奨されていますが打とは微差。でも放銃率13.8%もあります。で放銃するようならホンイツトイトイで12000のケースも多いですし、のような形なら降りてアガられる可能性も低いことから打としそうです。天鳳の段位ptベースならなおのこと打がよいでしょう。

Q58

 通ればテンパイ料が取れるなら多少の危険牌は勝負ということはこれまでも言われてきましたが、対親リーチで東2局とはいえ若干浮いている程度の局面でも順位にして0.05と結構な差がつきました。上家にハイテイでアガられるケースがあるということは自分も上家からアガれる可能性があるということなので、このあたりは判断に影響するほどではなさそうです。

 片スジの放銃率を18%と判断していますが、通っているスジは全部で13本。『統計学のマージャン戦術』によると、19巡目(通っているスジの平均本数13.3本)における片スジ46の放銃率が17.5%なので大体一致していると言えます。もしが両無スジ相当なら予想される放銃率は約28%。ここまでいけば流石に押さない方がよさそうです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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