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ネマタの戦術本レビュー第742回「現代麻雀の神ワザ 著:鳳南研究所 その21」

ネマタの戦術本レビュー第742回「現代麻雀の神ワザ 著:鳳南研究所 その21」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
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第2章 分析17

 分析13にも通じる話です。ローリターンのためにそれなりに高いリスクを負うのは損ですが、ノーリスクならリターンを狙うに越したことはありません。

 実際には将来の放銃リスクもあるので、リーチ者以外の他家をケアして共通安牌を優先して残す必要がある場合もありますが、それさえ不要ならば、「自分の手牌のみを考慮すれば何を切るか」を考慮して打牌を選ぶようにします。

 そうすれば、134ページの手牌は周りを引く変化もあるので打。135ページ下の手牌はターツを振り替える可能性もあるのでを残して打、137ページはドラが浮いている6ブロックにつきドラ重なりを残して打というように自然に正着を選べるようになります。

 139ページは放銃リスクが全く無いわけではないですが、は通りやすく次巡無スジを引いてもまだ押してそれほど悪くないところ。自分の手牌のみを考慮すればを残して受けよりも、ドラを残してツモのチートイツ。ツモの変化もあるのでを切るところです。当分は押すつもりなら、「安牌を切って1シャンテンを維持」以外に有力な選択がないかも意識しておきたいところです。

 

現代麻雀の神ワザ

本書は日本最大のネット麻雀サイト「天鳳」における鳳南(鳳凰卓の東南戦)で、麻雀強者の牌譜を見続けてきた「鳳南研究所」による書き下ろしの麻雀戦術書です。

「強者の共通点はびっくりするほど少ない」と筆者は言います。

本書では天鳳位を始めとする強者たちの打ち筋の共通点を見出すとともに、それぞれの独自のバランス感覚(他人にはマネできない本人だけの「勝ちの型」)を明らかにすることを目指すものです。

数え切れないほどの牌譜を見てきたからこそ分かる、異彩を放つ一打とその背景にある麻雀理論。

本書で「現代麻雀の神ワザ」を体感していただき、みなさんの「麻雀の型」をさらにレベルアップさせる一助にしてください。

 
鳳南研究所
単行本:1,663円
Kindle Unlimited
 
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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