- 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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第2章 分析17
分析13にも通じる話です。ローリターンのためにそれなりに高いリスクを負うのは損ですが、ノーリスクならリターンを狙うに越したことはありません。
実際には将来の放銃リスクもあるので、リーチ者以外の他家をケアして共通安牌を優先して残す必要がある場合もありますが、それさえ不要ならば、「自分の手牌のみを考慮すれば何を切るか」を考慮して打牌を選ぶようにします。
そうすれば、134ページの手牌は周りを引く変化もあるので打
。135ページ下の手牌はターツを振り替える可能性もあるので
を残して打
、137ページはドラ
が浮いている6ブロックにつきドラ重なりを残して打
というように自然に正着を選べるようになります。
139ページは放銃リスクが全く無いわけではないですが、は通りやすく次巡無スジを引いてもまだ押してそれほど悪くないところ。自分の手牌のみを考慮すれば
を残して
受けよりも、ドラ
を残して
ツモのチートイツ。
ツモの変化もあるので
を切るところです。当分は押すつもりなら、「安牌を切って1シャンテンを維持」以外に有力な選択がないかも意識しておきたいところです。
現代麻雀の神ワザ

本書は日本最大のネット麻雀サイト「天鳳」における鳳南(鳳凰卓の東南戦)で、麻雀強者の牌譜を見続けてきた「鳳南研究所」による書き下ろしの麻雀戦術書です。
「強者の共通点はびっくりするほど少ない」と筆者は言います。
本書では天鳳位を始めとする強者たちの打ち筋の共通点を見出すとともに、それぞれの独自のバランス感覚(他人にはマネできない本人だけの「勝ちの型」)を明らかにすることを目指すものです。
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