- 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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第1章 7
ガン牌を覚えるために写メを利用する。その発想はありませんでした。私があまり雀荘に行かないからかもしれませんが、白の裏だけ色が薄い事件以来は牌の傷が気になったことはありませんでした。公平にプレイできる環境づくりの一環として、牌の扱いは丁寧であってほしいと思う所存です。
第1章 8
私は幼い頃ジャンケンがとても強かったです。もちろん無敗というわけにはいきませんが5連勝くらいは日常茶飯事でした。幼い子供だからなのか、相手が直前に出した手に勝てる手を出す傾向があったので、例えば自分がグーを出した後なら、相手はパーを出すのでチョキを出せば勝てるという具合です。この方法で勝ちまくっていることがバレたためか、先生には全く勝てませんでした(笑)
幼い子供ほどではなくても、人はランダムに手を出せるようには出来ていないので何らかの癖がどうしても出てしまうものです。麻雀はジャンケンと違い、相手の傾向が分かったところですぐ勝ちにつながるというものでもありませんが、傾向が読める程度に他家の情報に気が向くようになれば、それだけでも麻雀が上手くなったと言えるのではないでしょうか。
第1章 9
リーチ者以外にテンパイしている人がいるかどうかが分かれば押し引き判断の精度がかなり高まります。癖というほどではなくても、選択の余地が無い手の場合はどうしても打牌速度が早くなるので、手作りにおいて不要なはずの牌を切るのに間があったとなれば、安牌として残すかどうか迷ったのでノーテンということが分かります。
ただし、元々アガリのリターンが薄い手の場合や、河だけ見るとテンパイ濃厚な場合に危険牌を切るとなると、よほど高い精度で癖読みが当たらなければ読みを入れたことでかえって損をしてしまいます。外れた時の損失が大きい場合はよほど自信がある時だけ読みを入れる。さほど損しない場合は細かい癖であっても考慮するに越したことはない。そのようなスタンスで臨むことをお勧めします。
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