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ネマタの戦術本レビュー第880回「『知るだけで強くなる麻雀の2択』著:梶本琢程, みーにん その2」

ネマタの戦術本レビュー第880回「『知るだけで強くなる麻雀の2択』著:梶本琢程, みーにん その2」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第2章

Q1

 「ぶくぶく」と言っても、今回の手牌は浮き牌へのくっつきでも手が進むうえに高打点も見込める手。安牌を抱えずに手を進めてリーチがかかっても反省するところではないとみます。反省した方がよい場合というのはぶくぶくな手牌というより、「ほとんど使わないうえに将来危険になりやすい牌」が浮いているような手牌であることが多いです。

 それはさておき、中盤以降のリーチとなれば6割程度はリャンメン相当の待ちなので、リャンメンに当たりうる牌よりは、リャンメンに当たらない牌が原則安全と考えます。当たる組み合わせ自体はワンチャンスの方が少ないのですが、今回はスジがリーチ宣言牌以前に切られているためカンチャン待ちが残っている可能性も若干低いというのもあります。

 今回の手牌はアガリを目指すうえでは打よりは打とするところ。345三色の存在を踏まえると打の方がよいかもしれません。もしリーチがかかったのが序盤であれば、2シャンテンとはいえ安牌が少ないうえに1シャンテンになれば十分押せる手。放銃率が高いをあえて切るほどではないですが、なら切りでアガリを目指すのがよいとみます。

Q2

 初見で打としそうでしたが、はペンチャンもあるのでどちらかと言えばが安全そうです。

 ただし今回に関して言えば、は序盤に切れた牌とはいえリーチはその2巡後。序盤の外側牌全体から見れば、リャンメンに固定したところがそのまま待ちとして残ったケースも十分有り得るので、放銃率の差自体はもう少し小さいとみます。ペンチャンが無い28牌同士の比較ならスジを選ぶことが多そうです。

Q3

 モロスジと後スジなら明確にモロスジの方が危険。今回のように、が浮き牌のケースも十分有り得る、とあればモロスジになるのを嫌って先にが切られることも多いという条件下で無スジに近い放銃率というのも着目したいところ。が浮き牌であった可能性が低い(を切っていて浮き牌としての価値が低くなっているなど)のであればなおのこと危険になり、無スジよりも放銃率が高くなることも考えられます。

 余談になりますが個人的には、を切っているという条件下でリーチ宣言牌がだった場合の3pの放銃率が気になります。形のうえではモロスジで、が浮き牌の可能性がは低いと言えますが、を切っていてとあれば、同じスジ待ちなら受けがあるうえに、モロスジを想定されにくいように打リーチとしそうなものですから、はむしろ通りやすそうな気もします。

知るだけで強くなる麻雀の2択

(担当編集より)この本では、麻雀を打っていて迷いがでやすい2択の場面を扱ってます。

なぜこの本を作ろうと考えたか、それを最初に説明させてください。実は私は、雑誌近代麻雀で多くの麻雀プロにコラムを書いていただいているのですが、その中でとても勉強熱心なプロが『ション牌の字牌とワンチャンスだったらどっちが当たりにくいのか、スジと1枚切れの字牌だったら? というデータをきちんと知りたい』と書いていたのです。

いざ本を作り出すと、梶本氏による過去になかった2択やみーにん氏による新しいデータをたくさん入れることができました。ぜひとも麻雀の基本をマスターし、かつそれを応用してデータと違う選択もできるようになっていただければと思います。

著:梶本 琢程(@takutei)みーにん(@TracesofaDream
単行本:1,620円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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