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ネマタの戦術本レビュー第1005回「『麻雀勝ち確システム』編 その4 著:山越貴広」

ネマタの戦術本レビュー第1005回「『麻雀勝ち確システム』編 その4 著:山越貴広」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

SYSTEM10

リーチ前提の手組と異なり、ホンイツについては、鳴いても高打点になりやすい。鳴いた場合はメンゼンツモの1翻がつかな。(特に字牌待ちの場合)警戒されるかどうかでアガリ率に差がつきやすい。以上の理由から、迷彩効果の高い手役と言えます。

しかし、本書の牌姿は既に鳴きやすいところが揃った1シャンテン。1フーロテンパイでテンパイ打牌がなら、ホンイツは読まれてもテンパイとまでは読まれないことが多いでしょう。後手を引いた時に押し返す手順を残すためにも、を安牌として抱えておくことをお勧めします。

SYSTEM11

逆切りが損な理由は先切りと一緒です。しかもこの牌姿なら、は別の安牌と取り替えてしかるべき牌です。この形が1シャンテンまで残ることが頻繁にあるというのであれば、そもそもそれ以前の手組の段階で損をしている可能性が高いと言えます。

今回も完全1シャンテンからの判断だったので、迷彩をかけるのは損という話になりましたが、と持っているところにをツモったケースであれば、が出ていく受けを残すくらいなら逆切りで待ちをぼかす打とすることが多そうです。迷彩にしろ安牌残しにしろ、他の要素との合わせ技で有力になる場合もありますが、それだけを目的とするくらいなら手広く受けるというのが一つの原則です。

SYSTEM12

①ど真ん中の無スジ単騎となると流石に微妙ですが、それでも即リーチがダマに大きく劣らないというというデータが出ています。しかしチートイツなら1シャンテンの時点でアガリやすそうな牌を意識的に残せるので、「どの牌でもリーチ」というよりは、「テンパイした時に即リーチ有利」になるような手組にすることが重要です。

②最大でも1枚しか残っていない2枚切れ字牌よりは、最大で3枚残っている数牌の方がツモれる可能性自体は高いことが多いでしょう。しかし例え序盤であっても、チートイツの地獄の字牌単騎は無スジの中張牌単騎に収支で勝ります。2枚切れ字牌を残していた方が後手を引いた場合に降りやすく押し返す手順も残しやすいことを踏まえると、チートイツに決めるなら地獄の字牌はほぼ残し得と言えそうです。

③仮にドラドラでも、チートイツ1シャンテンでは無スジを押せないことがほとんどです。②の内容ともかぶりますが、見た目枚数は少なくても安牌になりやすい牌を残しておくことで、結果的に降りずに済んでアガリに結びつく場合もあるので重要です。

余談になりますが、速攻派のイメージがあるけどチートイツ好きという人は結構多いような気がします。速攻が難しそうな手牌の時に頼りがいがあるからでしょうか。逆にチートイツ嫌いな人も、どちらかと言えば打点派の人が多いイメージがあります。打点派は三色やホンイツといった揃えるタイプの役が好きな人が多いので、牌を揃えるための手掛かりが少ないチートイツを敬遠しがちだからなのかもしれませんね。

麻雀勝ち確システム

1巡でも早く敵を押さえつけ自由に打たすな!!システムだけで天鳳最速十段、2年連続関東最強位の山越貴広さん(@yamakoshitenhou)によるプロが書けない異端の戦術!!

限りなくシンプルに、すぐに取り入れられる戦術集。

史上初「1ページ1戦術」構成!
無駄を一切排除!
どのレベルの人が読んでも「ぱっと視覚的に」分かりやすい!
システムとして取り入れやすい手軽さを最優先してます。

著者の麻雀の中心であるリーチから始まり、今まで皆さんがあまり使ったことのないであろう戦術、また麻雀を打つ上で大事な「メンタル」についても。フリー、大会、天鳳、どのフィールドでも必ず成績は上がり、麻雀が今よりもっともっと楽しくなることでしょう。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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