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ネマタの戦術本レビュー第1027回「『麻雀勝ち確システム』編 その26 著:山越貴広」

ネマタの戦術本レビュー第1027回「『麻雀勝ち確システム』編 その26 著:山越貴広」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

SYSTEM94

4フーロ後に手出しが入っていないとなると、今回のように一点で読めることも少なくありません。出現率が低く、分かる人にとっては書くまでもないことであるためか、対4フーロの待ち読みについて取り上げた戦術書は本書が初めてかもしれません。

鳴き読みが苦手で実戦でもほとんど考慮していないという方でも、今回の手牌読みはすぐ分かったという方が多いのではないでしょうか。鳴き読みはつまるところ、「鳴く前の手牌の復元作業」。難易度の高い鳴き読みであっても同じことで、特別な知識や技能が要求される類のものではありません。たくさん鳴いている他家に対してだけでも手出しツモ切りを確認して、手牌構成を絞ることができないか意識しておくようにしたいですね。

SYSTEM95

いかにも染め手に見える人の最後の手出しが染め色以外の牌だったら染め手ではない。言われれば簡単なことですが、最初のイメージにとらわれていると気付けないかもしれません。手出しを覚えるのが苦手な人も、最後の手出しだけでも覚えるようにしましょう。直前に見た手出し牌とそれまでの最後の手出しが確認できていれば、それだけで手牌構成が絞りやすいケースの大半に対応できるようになります。

SYSTEM96

の後のスジ牌とありますが、これがの順であっても同様のことが言えます。順子を作りにくい牌が後から手出しで出てくる。いわゆる「逆切り」です。単に浮き牌であれば、順子を作りやすい真ん中の牌が後に切られることが多いので、これが逆なら後から手出しで出てきた牌は浮き牌ではなく、フォロー牌かターツの一部で、いずれにせよその周辺を持っている可能性が高くなるというメカニズムです。

ベタオリしている時は当たらない牌が分かれば十分なので待ち読みの必要性は薄いですが、押し返す場合にどちらを切るかとなるとこうした待ち読みが重要になります。この手なら放銃しても仕方無いと思う前に、より放銃リスクが少ない押し返しの手段が無かったかも確認するようにしたいですね。

SYSTEM97.98

「麻雀に読みは不要」と言われることもありますが、この場合の「読み」は、手牌をスケスケにするような読みのこと。システム83、システム94のような一点読みが可能なケースが実戦で出現することはそう多くありません。一点読みがもてはやされ、大した情報も無いのに手牌をスケスケにしたいと考える人が少なくなかったからこそ、「読みは不要」という主張が生まれたのです。

「読むではなく、ぼんやり考えろ」。仕掛けに対する押し引きの心構えとしてまさに至言と言ってもいいと思います。鳴き読みマニアになってしまうとシンプルな押し引き判断が疎かになりがちですが、最初から読みは苦手と諦めていると、ぼんやりと思考することさえ放棄してしまいがちになります。

手牌読みというのはつまるところ手組の知識の裏返しですから、苦手と感じる人でも知識だけなら案外身に付いているものです。苦手な理由は知識不足というよりは注意不足。実際に仕掛けに対して押すか降りるかの判断は別として、鳴き手がどのような手でどのあたりが待ちになっている可能性が高いか。一点で当てようとするのではなく、大体このあたりではないかと予測をつける癖がついていれば、それだけでも放銃率、放銃素点が改善されるはずです。

麻雀勝ち確システム

1巡でも早く敵を押さえつけ自由に打たすな!!システムだけで天鳳最速十段、2年連続関東最強位の山越貴広さん(@yamakoshitenhou)によるプロが書けない異端の戦術!!

限りなくシンプルに、すぐに取り入れられる戦術集。

史上初「1ページ1戦術」構成!
無駄を一切排除!
どのレベルの人が読んでも「ぱっと視覚的に」分かりやすい!
システムとして取り入れやすい手軽さを最優先してます。

著者の麻雀の中心であるリーチから始まり、今まで皆さんがあまり使ったことのないであろう戦術、また麻雀を打つ上で大事な「メンタル」についても。フリー、大会、天鳳、どのフィールドでも必ず成績は上がり、麻雀が今よりもっともっと楽しくなることでしょう。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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