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ネマタの戦術本レビュー第1212回「『麻雀「超コスパ」上達法』編 その1 著:金太賢」

ネマタの戦術本レビュー第1212回「『麻雀「超コスパ」上達法』編 その1 著:金太賢」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるもの、または更に掘り下げたい部分等を取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

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第1章 ルールを覚えたらまず取り組むこと

超コスパ戦術,01 

麻雀は「23333」を作るゲーム。つまり「3」や「2」を残し、「1」から捨てていくのですが、その中でも同じものを集める必要がある字牌が最も「2」「3」を作りにくい。だから最初に捨てられることが多いのですね。

では何故、上級者でさえ第1打で迷うのでしょうか。その理由は、①使いづらいからこそ、使えた時に高得点になりやすい②使いづらいからこそ、使えた時に相手から出やすい③使いづらいからこそ、残しておくと相手の攻撃を凌ぎやすい 大きく分けてこの3つになります。

しかし、最初から字牌を残す癖がついていると、麻雀で勝つために最も重要である。「23333」を効率良く作る技術が疎かになりがち。技術は基本かつ重要な内容から身に付けるようにしましょう。

超コスパ戦術,02

字牌や端牌から切るということは、裏を返せば真ん中の牌を集めること。特に重要なのは、3〜7の牌はリャンメンを作る受けが2種あるということです。下手に受け入れ枚数を数えるとかえってミスをしがちなので、まずは真ん中の牌をかき集めることに集中しましょう。

端から切って内に寄せる。これを徹底する傍らで、「23333」この5つの数字を頭に思い浮かべながらプレイされることをお勧めします。そうすることで次のステップ。「字牌を残すケース」「真ん中の牌から切るケース」にどのような場合があるかについても効率良く学ぶことができるようになります。

超コスパ戦術,03

コスパが良いとはお世辞にも言えませんが、私個人としては、「23333」の左側の「2」は「3」と同様に残すということをまず押さえさせたいですね。覚え立ての打ち手にリャンメンを作ることを教えたはいいものの、不要にアタマを崩してしまい単騎待ちが残ってアガリ損ねてしまうという例も数多く見てきました。アタマはその名の通りリーダー。表で活躍するメンツと比べると地味な存在ですが、影でメンツの活躍を支える無くてはならない存在。リャンメンは王様級にエラい形と書かれていますが、実はアタマこそが王様。メンツが王様を守る騎士で、リャンメンは将来有望な士官というところです。

リャンメンを作るのが目標とありますが、リャンメンを作るだけなら真ん中の牌をかき集めることを意識させるだけで十分。覚え立ての打ち手にとって必要なのは、出来た組み合わせがリャンメンであることを認識できるようになること。メンツやアタマが組み合わさって複合形になっても、慌てずにリャンメンの形が取り出せるようになりたいですね。

リャンメンの強さに比べれば、ペンチャン、カンチャンはどんぐりの背比べ。カンチャンはリャンメンに変化するがペンチャンにはそれが無いことを知っておく必要はありますが、ここはあまりこだわらなくてもよいでしょう。

麻雀「超コスパ」上達法


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●著者プロフィール
金太賢(キム・テヒョン)
1983年1月27日生まれ、兵庫県神戸市出身。
脱サラ後に日本プロ麻雀協会4期生としてプロデビュー、A2リーグまでストレート昇級、1年後に最高峰のA1リーグへ。2017年に団体最高タイトル「雀王」を獲得すると、その勢いで「麻雀最強位」も獲得、翌2018年も「雀王」を連覇。現A1選手の中で連続在籍記録2位、降級未経験記録1位。

高い雀力と解説の分かりやすさに加え、トレードマークの派手なシャツで人気を集め、Mリーグの解説、ABEMAのRTDトーナメント、MONDOTVのモンド杯、など様々な麻雀番組でも活躍中。今最もMリーグに近いと言われるプロの1人。
普段は健康マージャン「まーすた」で麻雀の普及活動に努めている。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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