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4期後期入会の飯田雅貴が初優勝!2年連続決勝進出の宍戸涼、柴田吉和、荒木かずは今年も悲願成就ならず!/第19回日本オープン

4期後期入会の飯田雅貴が初優勝!2年連続決勝進出の宍戸涼、柴田吉和、荒木かずは今年も悲願成就ならず!/第19回日本オープン

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日本プロ麻雀協会のタイトル「第19回日本オープン」の決勝(全5回戦)が2023年3月19日に行われ、飯田雅貴(日本プロ麻雀協会※以下協会)がトータル+.ポイントで初優勝した。

決勝戦に進出したのは宍戸涼(協会)柴田 吉和(日本プロ麻雀連盟※以下連盟)荒木かず(協会)飯田雅貴(協会)の4名となった。なんと飯田以外の3選手は去年決勝に進出して優勝を逃した3選手が2年連続の決勝出場となった。

宍戸、荒木はそれぞれ協会の2年目、3年目の選手、柴田、飯田は連盟、協会のベテラン選手での決勝戦となった。

2回戦終了時点のスコア

1,2回戦では宍戸、飯田がトップを獲得して飯田がややリード。荒木は苦しい立ち上がりとなったが、2回戦オーラスには初戦トップの宍戸が4着目ということで無理せず3着OKと判断してのアガリで決着させた

3回戦南3局 柴田の1000

3回戦は柴田と荒木が接戦で進行、荒木が先に断么九ドラドラのドラ[⑥][7]のシャンポン待ちのダマテンを入れたが、仕掛けた柴田が[4][7]待ちで追いつく。親の宍戸から切られた[7]は柴田が頭ハネ。

ここで辛くもトップを逃してしまった荒木と連続の4着となってしまった宍戸はほぼ連勝条件に。飯田と柴田が僅差となる3回戦の決着となった。

3回戦終了時点のスコア

4回戦はなかなか決定的なアガリが出ずに、荒木、宍戸、飯田が接戦の状況でオーラスを迎えた。誰がトップになるかわからない状況だったが、宍戸が平和ドラ1高め三色のリーチ。荒木から高めの出アガリで8000となり逆転トップ。最終戦への優勝条件を残すことに成功した。

南4局 宍戸の8000
4回戦終了時点のスコア

飯田が一歩リードしているが、柴田、宍戸がトップを取り、なおかつ自分が3着以下だと逆転される状況。2着であっても素点差が大きいと逆転されてしまう為、柴田、宍戸にも十分チャンスがあり、飯田にとってもまだまだ予断を許さない最終戦となった。

東2局1本場 飯田の2000・4000

飯田は東2局1本場で2000・4000のアガリを決め、優勝に一歩近づいた。

南1局1本場 宍戸の2000オール
南1局3本場 宍戸の2000オール

宍戸は積極的なリーチで親番での加点に成功し飯田を追い上げる。トップ目に浮上し、更にトータルポイントでもあと4800点差まで迫った。

南1局4本場 宍戸の聴牌
南1局4本場 飯田の3900

4本場では飯田と柴田の2軒リーチが入る中宍戸がチンイツの聴牌を入れた。これをアガるとトータルスコアで逆転する所までいったが飯田に捕まり成就ならず。

南2局 宍戸の聴牌
南2局 飯田の2600

その次局、断么九三暗刻で聴牌していた宍戸が[8]を暗刻にして四暗刻単騎の聴牌に。待ち選択で単騎確定に受けたがこの打[6]が飯田のダマテンに捕まってしまう。宍戸にとっては悔しい1局となった。

この難所をしのいだ飯田が最後まで凌ぎ切り最終半荘もトップ獲得。自身初のビッグタイトルに華を添えた。

最終結果
優勝した飯田雅貴

優勝した飯田は「素直にめちゃくちゃうれしいです。仕事の都合等もありなかなかタイトル戦は出場できてなかったのですが、最近ある程度出れるようになって、そして初めての決勝で優勝することができました。来年も連覇を目指して頑張っていきます!」と痺れる対局を振り返った。

【日本オープン概要】
2002年創設。毎年年始に本戦が行われるオールカマーのタイトル戦。
一般予選(各地方)とプロ予選の勝ち抜け者が本戦、準決勝、決勝と戦う。
決勝戦は半荘5回のトータルで競われる。

【歴代優勝者】※()内は当時の所属団体名
第1回 多井隆晴(日本プロ麻雀連盟)
第2回 阿部孝則(日本プロ麻雀連盟)
第3回 藤崎智(日本プロ麻雀連盟)
第4回 中村光一(一般)
第5回 藤崎智(日本プロ麻雀連盟)
第6回 藤崎智(日本プロ麻雀連盟)
第7回 山下健治(RMU)
第8回 村上淳(最高位戦)
第9回 多井隆晴(RMU)
第10回 武中真(最高位戦)
第11回 北島路久(RMU)
第12回 坂巻稔永(一般)
第13回 矢島亨(日本プロ麻雀協会)
第14回 山口大和(日本プロ麻雀連盟)
第15回 渋川難波(日本プロ麻雀協会)
第16回 魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)
第17回 下出和洋(麻将連合)
第18回 皆川直毅(日本プロ麻雀連盟)
第19回 飯田雅貴(日本プロ麻雀協会)

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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