【10/29 Mリーグ結果】ドリブンズ・丸山が驚異の見逃し倍満ツモで初陣を飾る！麻雀格闘倶楽部・前原は連勝！

麻雀プロリーグ「大和証券 Mリーグ2019」。19日目の戦いが10/29（火）に開催された。

前年度のレギュラーシーズンのスコア1位、2位、3位で長年麻雀界を引っ張ってきたスーパースターの多井隆晴、滝沢和典、佐々木寿人にプロ2年目でMリーグデビュー戦の丸山奏子が挑むこととなった。

丸山の初アガリは東2局1本場、多井の先制リーチに追いかけてドラをツモり裏1。2000・4000の好発進となった。

東4局では多井が寿人からアガり丸山に迫った。

そして南1局、親の丸山と多井がリーチ。滝沢と寿人も聴牌で全員聴牌の1局だったが多井が制して2000・4000。トップに浮上した。

南2局1本場では丸山がホンイツのアガリを決め3900、トップに再び浮上した。

南3局1本場、ドラのを切って親番が落ちたラス目の寿人がリーチ。そのを仕掛けた丸山が聴牌となったが寿人に12000の放銃に。寿人はツモれば四暗刻のリーチだった。

南4局は滝沢の一人聴牌で丸山は4着に。そして南4局1本場に滝沢が4000オールをアガり滝沢はトップ目に浮上した。

南4局2本場丸山は小さなアガリでも3着に浮上する状況。しかし大物手の聴牌を8巡目に入れる。

ダマテンでも跳満でツモ、寿人以外からの出アガリであれば2着となる状況だったが丸山はリーチに出た。

寿人から出た場合は裏1の倍満になれば2着。しかし裏がなければ3着止まりのアガリとなる。果たしてこの巡目出なくもう少し進んだ巡目だったらどうだったのか・・・

終盤まで丸山はツモれず、寿人は仕掛けてなおも危険牌を切って聴牌。流局すれば丸山はラスとなってしまう、遂に訪れた最終手番には潜んでいた。

初の大舞台で大きな勇気を持って選択した見逃しが丸山に劇的な初勝利をもたらした。「見逃しが正しかったかはおじさんたちに確認してきます。」と次の出番に向けた準備はもう始まっていた。

1位丸山（ドリブンズ）+52.7
2位滝沢（風林火山）+7.1
3位多井（ABEMAS）▲13.3
4位寿人（麻雀格闘倶楽部）▲46.5

序盤は園田と日向が交互にアガリを重ねる展開となった。

しかし終盤に前原が逆襲。南1局1本場にハイテイで2000・4000をアガると、南2局には一発ツモ裏3の4000・8000。一気にトップ目に浮上した。

オーラスは園田が日向からの跳満のアガリ。トップは前原の逃げ切りとなった。

エース寿人が連対なしの不振の中、チームにとってはおおきな連勝となった。

1位前原（麻雀格闘倶楽部）+66.6
2位園田（ドリブンズ）+19.8
3位日向（ABEMAS）▲32.5
4位亜樹（風林火山）▲53.9

10/31（木）の対局はKADOKAWAサクラナイツ、セガサミーフェニックス、チーム雷電、UNEXTパイレーツの対戦となる。

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