ネマタの戦術本レビューとは
- 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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- 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!
第5章 1
リーチのように確実にテンパイだと分かれば、「押し」から「引き」に切り替えるのは容易ですが、鳴き手であるとどうしても、「まだテンパイしていないかも」と思って押し過ぎになりがちです。たとえ放銃リスクが低いとしても、「1手進んだところで次に出ていく牌を押すに見合わない、あるいは押すかどうか微妙」であれば、1手前の段階から「引き」に切り替えることで無用な放銃を減らせると思います。
第5章 2
ここでの序盤、終盤はそれぞれ半荘戦の東場、南場。手牌優先、順位優先はそれぞれ、局収支優先、順位点優先とも言い換えられます。
データに基づいた研究結果により、従来思われていたよりは局収支優先で打てる領域が多いことが分かりました。しかし、残り局数が少なく順位を意識すべき局面こそ、打ち回しで結果に差がつきやすいというのも事実です。
戦術本という形にするとどうしても序盤の打ち方、順位条件を考慮しなくてよい局面での打ち方を中心に取り上げることになります。しかし、重要度の高いものから習得した方が実力向上の面で効率的なので、むしろオーラスの基礎的な打ち方から解説する麻雀講座があってもいいかもしれません。
日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法
380万人の天鳳プレイヤーの頂点に立ったのは普通の会社員! 天鳳位、フリー勝ち組になる51のメソッドが凝縮。著者の名は「かにマジン」。ネット麻雀のハンドルネームからとった名前だが、もちろん実在する人物である。
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