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ネマタの戦術本レビュー第806回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その16」

ネマタの戦術本レビュー第806回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その16」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第1章 セオリー16

 今回からは最後の手出し牌がターツと読めるケースの判断。141ページのような局面になった場合に、南家は東家のを鳴いていないから通ると判断してしまう人もいるかもしれません。今回は東家のより先に南家がを切っているので、まだのターツが無かったケースは考えにくいですが、メンツ候補が足りていない、あるいはダブドラが手の内に無かった等の理由で、手牌を短くしてまでからは鳴きたくなかったというケースは有り得ます。一方、待ちでないのに、ここまでを引っ張った理由を想定するのは難しいですから、待ちはやはり大本命とみるべきでしょう。 もしの順が逆ならどうでしょう。これもが1枚切れなら頭頭からの切りはありますし、そうでなくても何となくから切る打ち手も居そうですが、今度はむしろからの打と何かのシャンポンやカンが本線になります。このケースも、リャンメンを落としているからリャンメン以外の待ちには通ると思い込んでしまう人がいるかもしれません。セオリー3でも取り上げられましたが、元々待ちが絞りやすいケースで「通りやすそう」という読みを安易に用いるとミスをしがちです。

 今回のように待ちを読まれやすくなる受けについては先切りも候補に上がりますが、鳴き手はポンして手を進めることもできるのでメンゼン時より受け入れのロスも大きくなります。143、145ページのような手牌なら、1手進んだ時に安牌を抱えていた方がよいなら先切りするくらいがちょうどよさそうですが、もしマンズがならを切ってもロスはのみ。これならドラであっても先切りがよさそうです。

現代麻雀の秘技 相手に対応させる技術

基礎的な麻雀戦術理論がネット上で共有されたことで、麻雀ファン全体のレベルが上がったと言われています。その中で差をつけるための技術として、今注目を集めているのが「相手に対応させる技術」です。相手の「対応する技術」を逆手に取って、その裏をかくハイレベルなテクニックとなります。

本書ではそのような戦術を論理的な解説に定評のある平澤元気プロが説明します。
(1)読みの基礎 
(2)それを応用する技術
(3)ただしこれはやりすぎ

本書で基本的な読みのテクニックとその裏をかく技術をマスターしてください。

著:平澤 元気
単行本:1,663円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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