さて。3回目となりますが、今回は海外の麻雀プレーヤーとは切っても切り離せないオンライン麻雀についてお届けしたいと思います。
アメリカのクラブは週に1回、多くて2回集まるのが一般的です。アメリカ麻雀事情2で紹介したように集まりの度にどこかの場所を借りているので、麻雀がしたくなっても気が向いた時にフラっととはいきません。またアメリカでは身近なプレーヤー、実際に麻雀牌を持っている人、または近く麻雀クラブが無い人がまだまだ多く、同じ州内でも車で5時間以上かかる場所もあるので、なんといってもアメリカは広いです。なのでオンラインが主流と言っても過言ではありません。クラブ所属の人、そうでない人も日常の麻雀といえばオンラインになります。
大会などでは、初対面のプレーヤーの実力を測るのに天鳳は何段か?という指標が使われます。その他のオンラインベースの麻雀ゲームプレーヤーもちらほらいますが、圧倒的に天鳳が主戦場のようです。最近、天鳳でGoogleクロームのアドオンで英語表示とフランス語表示が追加され、日本以外のプレーヤー人口がさらに増えているのではと思われます。この流れはアメリカだけではなく、海外ではほぼ同じような状況だと思います。ですので、年一で行われる天鳳のIORMCの配信や英語でのニュース記事はとても注目度が高いように思います。
そんな海外の麻雀プレーヤー達は、ネットゲーマー御用達のdiscordというアプリを好んで使っていて、マージャン用の部屋でチャットしています。そこから声をかけあって天鳳の個室7447に進み、プレーを楽しんだりレビューしながらコミュニケーションを図っています。
以前、らぽんからツイッターで日本のプレーヤーにも呼びかけてみた所、天鳳位数名を含む、強豪プレーヤーの方たちがいっせいに個室7447へ来てくれました。discord上の海外麻雀プレーヤーにとってお祭りになりとても喜んでいました。(その節は皆さんご協力ありがとうございました)
このようなネット上での海外プレーヤー麻雀コミュニティは何がきっかけで発生したのかと調べてみたところ、一つのブログにたどり着きました。それがOsamuko's Mahjong Blogでした。イギリスのデービッド君が始めたようでリーチ麻雀に関する戦術や用語を中心にみんなで作る形式のブログになっています。これを皮切りに、他のソースも発生していきネット上でもリーチ麻雀のコミュニティーがどんどん増殖しているようです。
このチャンネルにはどんどん新人が加入してきますが、その都度始めたばかりの人が色々と同じような質問をしますが、えらいなぁ~と思うのが、誰かしらが毎回情報を提供したり、教えてあげたりしています。
海外では日本のプロの事情をほとんど知りません。無理もありませんが、視聴制限などで簡単に対局を観られる環境がなく、Youtubeに上がっている対局も解説の方が何について話しているかも分からないのです。しかし、彼らの主戦場である天鳳については知っている人が多いです。実際WRCの大会で当時はまだプロではなかったASAPINさんが、並み居るお歴々のプロの方よりも一番知名度があり、何度も海外プレーヤーから写真をお願いされていました。
このような事情から、海外でリーチ麻雀の裾野を広げるためには天鳳がキーを握っています。我々らぽんにも、らぽんプレーヤーと対戦がしたいから天鳳ミニ大会をして欲しいとか、学生大会をして欲しいなどアメリカ国内外から要望がくることがあります。麻雀打ちは打牌で会話するという言葉もありますが、日本のみなさんもぜひ天鳳で国際親善の際にはご参加下さい!
Los Angeles Pride of Mahjong/らぽん
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