もっと勝つための現代麻雀技術論 第76回 「1、9牌同士の比較」

 19牌同士の比較を考えます。28牌や3~7牌で取り上げたような法則はここでも使えますが、通常の19牌からは良形の面子候補ができないために優劣が変わる場合もあります。

 また、面子候補不足の場合でも、面子候補から面子を作る受け入れとかぶっている浮き牌が、「今持っている浮き牌よりも強い形ができない」ために不要牌になり、安牌になりやすい字牌を抱えたほうがよくなる場合があります。

 また、19牌はいずれにせよ両方とも切ることになることが多いので、なおさら受け入れ枚数よりも、よりよい手になる受け入れ優先。

 細かい優劣にこだわって遠い三色や一通を見逃さないように注意が必要です。

  

通常の19牌より残す牌(強い順)

 

 引きでイーペーコー、引きでエントツ形。

 通常の28牌よりよい受け入れが多いので28牌より残すことが多いです。但し、これはイーペーコー目が残る浮き牌全般に言えますが、、が1枚切れていて悪形面子候補が出来た時に残り2枚になる場合は、同ランクの良形を作りやすい浮き牌を優先します。

 

 引きでリャンメン。

 19牌なのにリャンメンができる形です。引きでリャンメンに変化しやすいカンチャンになるので、通常の28牌より残します。

 鳴き手ならチーもあり、はイーペーコー目が無くなるのでのより残します。

 (引きでリャンカン)、(引きでリャンカン、引きでリャンメンカンチャン)となると更に強いですね。

 

  を切って引きでリャンメンを逃しますが、を持っているので変化の多いカンチャンが残るのでこれなら通常の28牌より先に切ります。

 

  引きでリャンカン。

 リャンカンよりはリャンメンが強いので、からは切ります。

 

  この形も引きでリャンカン。

 を切ってを引いても変化の多いカンチャンになるのでからは打。

 

 引きでリャンメンカンチャン。

 

 引きで変化の多いカンチャン。

 

 

 のはと受けがかぶっていて価値が低いですが、19牌はリャンメンを作らずすぐに切られることになる牌。

 を残してを引くととなり通常の3~7牌よりやや強い形になります。

 19牌同士を比較するのは巡目がかなり早い段階なのでペンチャンよりも1234の方が強い。よって、よりよい受け優先の考えから通常の19牌より若干価値が高くなると判断します。

 

  、と引いた場合にリャンメンに変化しやすいカンチャンになる。

 

 、、と引いた場合に3メンチャンになる。

 

通常の19牌より先に切る牌(弱い順)

  と受けがかぶっています。

 を残してできる最も強い形はを引いた場合の 。

 この形のよりも他に残っている牌の価値のほうが高いのであれば不要牌になりますから安牌になりやすい客風を残したほうがよいことになります。

 実戦ではを引いた時は一応必要になるとしてもそれでアガリ逃すことは稀ですし、客風が重なるなら将来安牌が無くなることをあまり心配せずに手作りすることができるので、アガリを優先する局面だとしても客風残しでよいとみます。

 

 

 、を引いても受けかぶりの悪形面子候補のうえリャンメンを作らない形。

 序盤ならやより28牌を残しても悪くないので、残る浮き牌が28牌以上なら客風を残して切ります。

 

 引きで受けかぶり悪形面子候補、引きで。

 28牌よりは強い形を作るのでアガリを優先する局面なら客風より残します。

 なら遠い一通もみてむしろ通常の19牌より残す牌になることには注意が必要ですね。

 

 引きで受けかぶり悪形面子候補、引きで。

 1234>1345なので上よりは残します。

 

 

 を切ってを引いてもリャンカン、カンチャントイツができる。

 面子候補が足りていて、から打とする形だと通常の19牌より残すことになる。

 

  を引いた場合、ツモのリャンメン変化が面子候補が面子になる受けとかぶる。

 

 

  を切って、と引いてもリャンカン、カンチャントイツができる。

 

  、と引いた場合二度受け。

 

 

 を切って、、と引いてもリャンカン、カンチャントイツができる。

 

 、、と引いた場合二度受け。

 

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