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もっと勝つための現代麻雀技術論 第195回 「押し引き判断が変わる要素②」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第195回 「押し引き判断が変わる要素②」

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 引き続き、押し引き表の条件以外に考慮することになる要素について取り上げていきます。

安牌の枚数

 第193回で取り上げた押し引き表は、リーチの現物が2枚あることを想定しています。現物の数が1枚増減するにつき、降りた場合の収支がおよそ±100点されます。

 押し引き表で、「押し有利(赤色)」になっているところは、押した場合の収支期待値が、降りた場合の収支期待値に比べて500点以上上回った場合、逆に降り有利(青色)になっているところは500点以上下回った場合なので、第181回でも申しましたように、明確に降り有利な領域では、「安牌が少ない」という理由で押すことは基本ありませんし、逆もまたしかりです。

フーロ数

 フーロ数が多いと安牌が増えにくいのでその分降りるのが難しくなります。フーロ数が1つ増えるにつき、降りた場合の収支がおよそ-100点されます。(鳴き手の場合の押し引き表は1フーロ想定)。安牌の枚数同様、明確に降り有利な領域で、「鳴いて降りにくい」という理由で押すことはあまりありません。

 もし、「明確に降り有利だが、最大限降りようとしても放銃率をほとんど減らせない」ようであれば、鳴き判断、または鳴いた後の手組に問題があった可能性が高いと言えます。守備を考慮した鳴き判断については、第99回を御参照下さい。

 微妙なケースについては、切る牌が通ったうえでテンパイさえすれば押しが悪くないので、第181回で申しましたように、「現物1枚で、危険牌を引いて手を崩しても次巡安牌が増えなかった場合、止めた危険牌以上に安全な牌が他に無い」場合や、「押すことが安牌水増しにもなる」場合は、「現時点ではとりあえず押して、安牌が増えれば次の危険牌で降りる」という選択が有力になります。

 逆に、現物が1枚も無くても、安牌水増しのために切るトイツや暗刻が手牌の中で比較的通りやすいなら引く選択が有力です。トイツを落としている間にテンパイを目指せるようになる場合もありますね。このあたりも、「回し打ちの手順」について補足する段階で再び取り上げることにします。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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