第一節一回戦B卓
1シャンテンに取るなら打か打。今回はを残してツモならタンピン確定に加え高め三色。これならドラを残してが重なった1シャンテンよりも価値が高そうです。使いやすいドラをノーテンから切るのはやりづらい選択ですが、1シャンテンに取るなら打がよかったように思います。
今回は4巡目と序盤なのでむしろシャンテン戻しの打がよいかもしれません。ツモならそこで打。カンチャンリーチドラ1より強いテンパイ形にはすぐなりそうです。とをスジで抱えてシャンテン戻しもなかなかやりづらい選択ではあります。
ドラは残して1シャンテン維持。細かい話ですが、前巡のをツモ切りしているのですからここもツモ切りがよかったように思います。をツモ切っているのにが手出しだとのリャンメンを持っていることが読まれやすいためです。
ドラを引っ張ってシャボで即リーチ。もも早めに切っているので待ちは盲点になります。
放銃を回避するだけなら4枚見え、3枚見えにつきですが1シャンテンに取って放銃。打ち手全員が可能な限りアガリのチャンスは追いつつも、河作りも意識していることもあってか思わぬ展開になることが多いのも天鳳名人戦の面白さです。