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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第133回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第133回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第五節二回戦A卓

▼対局者
私:福地誠
Bさん:トトリ先生19歳
小林剛
Dさん:就活生@川村軍団

牌譜はこちら

 133-1-min

 親で役牌をポンして更に加点を目指します。役チャンタ三色ドラ1や役役チャンタドラ1の満貫をみては残しますが、安手でアガっても局が流れないのもあり、赤5受けよりはトイトイになった場合の鳴きやすさ重視でから切りそうです。

133-2-min

 大三元の種を引いてきました。

133-3-min

 何とまで重なって高め役満1シャンテンになりました。

133-4-min

 ここでを先切りしたところで、ドラが出やすくなるとは考えにくいですし、逆にがかぶって高め役満テンパイを逃す損失は非常に大きい。先切りのリャンメン固定が有力なケースもありますが、先切りそのものが癖にならないよう注意が必要です。

133-5-min

 良形テンパイで加点のメリットが十分あるなら、親の仕掛けにも恐れることなくリーチ。打ではなく打リーチなのは、東家がのペンチャンを手出しで落としていることから、ペンテンパイは有り得るが2枚見えのカンは考えにくいこと、同様の理由でが持たれている可能性は結構あるが、が持たれているケースは考えにくいということからでしょうか。押し引きの判断では大胆に押すと決めても、待ち選択は常に慎重になってベストを尽くすことを考えます。

133-6-min

 何と裏ドラがで跳満のアガリ。結果的に打リーチなら倍満になってましたが、このあたりは結果論かどうか判断するのは難しいところです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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