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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第46回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第46回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第一節一回戦C卓

▼対局者
Ⓢ福地誠
Ⓟ木原浩一
就活生@川村軍団
独歩

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

牌譜はこちら

 チー打でテンパイ。鳴き手で浮き牌を残してまで切られるとは考えにくいソーズペンチャンよりが後から切られたとなると、もメンツ候補の一部である可能性が高い。チーから出てきたとなると周りはまだメンツが完成していないので、その周辺が待ちになっている可能性が特に高いと言えます。

 2巡前のが鳴かれてなく、東家が孤立を残してペンチャンを外すとは考えにくいためは通りますが、テンパイしてもを押せる手ではなくも仕掛けに通しにくい。将来南家には当たる可能性があるを先に切りアガリの可能性はまだ残します。

 東家の現物を切るとして、チートイツ1シャンテンに受ける打残り1枚でテンパイしづらく、テンパイしたとしてもアガリづらい待ちが残ります。一方打はツモで仕掛けに切りづらいが浮きます。ツモでを使い切りつつ、低いリスクで押すに見合うだけのテンパイが入る可能性を残す意図で打発というところでしょうか。
 ただし先述の読み通りがメンツ候補の一部であれば、マンズ以外の牌はシャンポン待ちに当たり得る牌でなければ通ることになります。そうするとシャンポン待ちが残るとは考えにくいはむしろより通りやすいのでチートイツに決める打。メンツ手に決めるなら打も考えられます。
 がペンチャン落としの途中で引いた牌で、くっつき狙いでが残されたとしても、リャンメンターツが揃っているならより比較的安全なを残すのが普通なので、悪形待ちで当たることが考えにくいマンズ以外の数牌は無スジであってもやはり通しやすいと言えます。
 しかしリャンメンが揃っていても何らかの理由でを残したケースを完全に否定できるわけではない(それこそ、待ちを絞られることを嫌って引っ張ることも考えられる)ため、そこまで踏み込んで判断してよいのかは正直自信がありません。

 4枚見え。頭頭からチーしてシャンポン待ちもペンチャンを外しているので考えにくい。ただしは別の他家にテンパイが入った場合も通しやすいので、一応受けを残すに越したことはないとみて打でしょうか。

 同じようでもはシャンポンに当たり得る牌なので打。実際に当たり牌でした。

 打とした時点ではアガリに遠い形でしたがテンパイ。は切りづらいところですがラス目でドラ1リャンメンテンパイなら勝負。結果は流局となりましたが、親の仕掛けへの対応で見るべきところの多い一局でした。

この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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