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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第77回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第77回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第一節四回戦C卓

▼対局者
多井隆晴
タケオしゃん
Ⓟ谷口浩平
独歩

牌譜はこちら

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

 タンヤオ三色赤赤で11600。はもちろん鳴きますが、ツモでもカンに取れば三色がつきツモでも役アリテンパイになるので、鳴いて打の方がよさそうです。

 西家からリーチ。三色は崩れますが、放銃しない牌を切った方が自分のアガリ率も高まるので2巡前に通した切り。

 両方に当たる可能性がある両無スジ。それよりは通りやすい切りでカンテンパイに受けます。次巡をツモって2000オールと一歩抜け出すアガリになりました。

 仕掛けがきく2シャンテンで、リードしているのもあり配牌からドラ切り。どの程度リードして残り局数がどの程度なら正着になるかは今後の研究課題ですが、高打点狙いが多い打ち手ほど、時にはドラにこだわらない打ち回しが必要であることを意識しておく必要があります。

 もしドラをまだ残しておきたい点数状況なら、ドラを実質メンツ候補とみなすと6ブロック相当になるので、良形変化のある浮き牌より先にマンズペンチャンを払うとドラを残しつつより価値の高い手組になりやすいです。

 まだ待ち候補が絞れていないとなると両無スジを押す手もありそうですが、対親リーチ、一発目、トップ目、東アンコで降りやすいと降り寄りの条件がここまで重なれば引くところでしょうか。

 が通っていてが3枚見えなのではワンチャンス。通ればも通しやすくなります。通りやすさだけならスジになっているの方が上とみますが、これくらいならアガリの可能性を残すに越したことはないとみてダマテン。

 次巡ツモ。赤ドラを引いて比較的アガリやすそうなシャンポン待ちとなれば対親リーチでも追いかけるところでしょう。

 鳴くとハイテイが降りている北家に回るので、リーチ者がハイテイでアガるケースが減らせる分失点を軽減することができます。結果的にはいずれにせよ流局でしたが、流局間際はハイテイがどこになるかは常に意識しておきたいものです。

この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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