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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第152回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第152回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第八節三回戦A卓

▼対局者
多井隆晴
石橋伸洋
タケオしゃん
Ⓟ川崎たかし


牌譜はこちら

 がドラ表示牌とはいえマンズカンチャンを落としそうですが、2巡目とはいえピンズが場に高くマンズが場に安くなりそうな河。ドラツモならマンズカンチャンを残した場合のみテンパイ、ツモでタンヤオがつけば打点をカバーできると考えると打が有力かもしれません。

 手変わりがそれなりにあり、ドラ切りリーチは一発が消されやすいというのもあってか1巡だけダマを選択。これも厳密に優劣を比較するのは難しい問題。テンパイ即リーチが原則とはいえ頭に入れておきたい選択です。

 東家は打としてポン打は浮き牌ではなさそうですが、フォロー牌とすると考えられるのはあたりですが、4枚見え、がポンされなかった、が通っているといずれのケースも否定されます。

 そうなると候補はがターツの一部であったケース。雀頭のカンから、ポンしてのノベタンに受け替えたとすると辻褄が合います。ドラ単騎チートイツを崩してフリテンの単騎に待ち替え、北家もテンパイに取らずにを止めています。高い精度で待ちを読めているが故の選択です。

 しかし次巡をつかみ、なら2900で済んだところを7700放銃。ツモ切りが続いている西家もテンパイしてそうとはいえ、こちらは待ちも打点も絞れません。麻雀の性質上やむを得ないとはいえ、読めているが故の悲劇です。

 この手牌と点数状況なら、にくっついてもテンパイには取りませんが、テンパイ打牌がと2枚切れ東では、ソーズ待ちの読まれやすさが段違い。アガリたい手牌であるからこそ、将来の放銃リスクを背負ってでもを残します。

 ダマ満貫聴牌となればほぼテンパイに取るのが正着ですが、南家からの直撃以外はラス目のままで、優勝を目指すならうまくツモが噛み合った時にトップを取れる可能性を残したい。最高で九蓮宝燈、メンチンツモ一通イーパーコードラ1の三倍満もある打西とする選択もあったように思います。

 ツモで待ちのリーチを打ちますが南家が軽くツモアガリ。勝負にたらればは禁物とはいえ、打とした場合の結果が気になるところでした。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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