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ネマタの戦術本レビュー第242回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その13」

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 p91の手牌について、リーチして4翻は平均打点約9000点。30符3翻は約6000点、5翻は約10800点。安め高めが半々だとすると平均8400点なので打リーチの方が勝ることになります。

 ただ、よりは端寄りのでアガれることが多いもの、ツモアガリやすさは大差ないですが、出アガリに関しては待ちなら3回に2回程度はでアガることになるので、平均打点で見ればどちらも大差なさそうです。

 しかし、それでも基本は打リーチの方がよいでしょう。何故なら、素点だけでなく順位点があるためです。実戦では有り得ませんが、役満祝儀は無いものとして、高目役満、安目1翻のリャンメン待ちと倍満確定のリャンメン待ちなら、平均打点では前者有利ですが、倍満をアガれば高確率でトップが見込め、トップになれば数万点の順位点が手に入るのですから後者有利と言えます。

 よって、平均打点が同程度なら、安め高めの差が小さい選択ほど有利ということになります。文中の手牌についても、平均打点なら高め三色が若干有利になりますが、以上の理由から基本はイーペーコーに受けることをお勧めします。高めで4翻かつ高めの方が出やすい、つまり問題の手牌で雀頭が客風なら、今度は高め三色狙いに分があるでしょうか。

 もちろんこれは平場の話なので、オーラス満貫ツモではトップに届かず、跳満ならトップという局面であれば跳満になる確率が高い打リーチが有利です。頻度は少ないと思いますが、オーラス以外でも、満貫が跳満になることで大きな着順的メリットがあるなら、確定より高め狙いを優先するケースもあります。確定優先に関しては麻雀のセオリーの中でも昔からよく言われてきて、感覚としても受け入れやすいものですが、だからこそ実戦では例外のケースを見落とさないようにしたいところです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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