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ネマタの戦術本レビュー第271回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その18」

ネマタの戦術本レビュー第271回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その18」

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レッスン40

 ベタ降りをしていて、現物や明確に通りやすいと言える牌が1枚も無くなることはよくあります。その場合は、「当たるとすればどんな待ちになっているか」を考えて最も通りやすそうな牌を切ることになります。ベタ降りしているのであれば少しでも通りやすい牌を切るのが正着ですから、河から読み取れる危険度の濃淡を認識する必要があります。

 一方、押している時は、多少の危険度で押すべきかどうかの判断が変わることは少なく、基本は手牌の形で決まります。河読みはあくまで補助的なものです。

 本書では河の濃淡を意識できるようにするためにも、「オリずに真っ直ぐ打つ」経験が必要とありますが、実は正しく降りるためにも河読みは必要ですし、読むことによる効果については、むしろ降りている時の方が大きいのではないでしょうか。「真っ直ぐ打つ」経験自体も。降りる必要がない局面で出来ることなので、「降りずに打つ経験をした方がよい」という意見については、やはり賛同しかねます。

レッスン41

 いわゆる「回し打ち」です。テンパイなら押す、ノーテンなら引くが基本ですが、回し打ちを考慮すればテンパイからでも押すのは微妙なので回す、ノーテンでもいきなりベタ降りせずにアガリの目を残すケースもそれなりにはあります。テンパイの場合はノータイムで危険な浮き牌をツモ切る前に、ノーテンの場合は面子から現物を中抜きする前に、回す選択が考えられないかどうかを確認しておきたいですね。

レッスン42

 誰が前に出ているのかを明確にするためだけに鳴くことはあまりないと思いますが(高い手が入っている他家だけが前に出て、そうでない他家がこちらの仕掛けに降りてしまうのは損なので)、他家が押しているかということは局情報のなかでも特に重要なので、正しい打牌判断のためにもインプットしておきたいところです。そうすれば仕掛けを入れてまだノーテンという段階でも、誰の安牌を優先的に残すべきかが分かるので、結果的に失点を免れやすくなります。

本記事に関するご紹介

本書では、たろうプロとはなさんの会話形式で構成し、3つの章にわけて、48のレッスンを展開することにより、読む人のレベルに合わせた上達が見込めます。大人気の鈴木たろうプロの麻雀、勝負に対する思考、スタンス、駆け引きに関してここまで公開したのは本書が初となります。
 
鈴木たろう (著)
鈴木聡一郎 (編集)

発売日:2017年3月29日
定価:本体1,404円
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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