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ネマタの戦術本レビュー第403回「ゼロ秒思考の麻雀 著:ZERO その13」

ネマタの戦術本レビュー第403回「ゼロ秒思考の麻雀 著:ZERO その13」

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 他家の速度を測れとあるが、単に速度を測るというよりは手牌構成を予測することに意義があります。相手の待ちが特定まではできなくても、このあたりは無いという程度の読みがきくなら、特別安牌を抱えなくても放銃を回避できるので手作りに専念できます。

 他家の動向で打牌基準を正確に切り替えることは実力者であっても相当困難なことであり、そこまで出来るようになる必要はありません。重要なのは、打牌選択を明確に変えるべきと分かるほど特徴的な情報を見落とさないことです。実力者間でも打ち筋は様々ですが、実力者は明確に切り替えるべきと判断できる状況変化を見逃さないものです。

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 他に条件が無ければp110の手牌なら迷わず押します。本書では親リーチ相手にリーチして良形40符2翻で押し、悪形40符3翻でギリギリ押しとしていますが、ベタ降りとの比較であれば良形1翻でも押し、2翻でもギリギリ押せることは『統計学のマージャン戦術』で示されています。

 ただし、手牌だけみれば押し有利であれば、それ以上押し寄りになる要素を考慮する必要はないので、重要になるのは降り寄りになる要素。局収支上ギリギリ押し有利になる領域を基準に置くと、降り有利になる要素を見落として押し過ぎてしまうミスも増えてしまいがちです。そのため本書のように余裕を持って押せる領域に基準を置いて、降り有利な要素が強ければ判断を変えるようにした方が「ゼロ秒」で押し引きするためには有効かもしれません。

本記事に関するご紹介

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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