麻雀スリアロチャンネルの本格女流リーグ戦「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2020」第2節Bブロック1卓が5月29日に開催された。
新型コロナウイルス蔓延防止の為延期となっていたが、発売前の抗菌牌を使用、対局者はマスク着用、実況解説との対面は無し等、対策の上開催された。
▼放送URL
麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2020 第2節Bブロック1卓
【対局者】(写真左から)
夏目智依(RMU)
与那城葵(最高位戦日本プロ麻雀協会)
篠原冴美(日本プロ麻雀協会)
田渕百恵(最高位戦日本プロ麻雀協会)
1位の与那城、4位の田渕、7位の夏目、8位の篠原の対局となった。
プレーオフ進出の5位圏内、できれば上位を目指しての戦いとなる。7位、8位の夏目、篠原は少しでもポイントを積み重ねてプラスに転じたい所。
1回戦では夏目が東1局の親番での裏3のアガリで12000を決めてリード。その後も順調にアガリを重ねて6万点を越える大きなトップ。一気にプラスポイントに転じた。
2回戦では首位の与那城が随所に鋭い攻めを見せ圧倒。トータルポイントは132.6ポイントとなり、首位での決勝進出に大きく近づいた。
3回戦では現在8位で大きなトップがほしい篠原が東1局の親番で終盤に大三元の両面聴牌を入れる。山に三枚いたがツモることはできず流局となった。
しかし篠原がややリードする展開となり、与那城が東4局の4000オールでトップ目に浮上したが、リーチ・七対子・ドラ3のアガリを篠原が与那城から決めてトップ。最終戦に望みを繋いだ。
最終戦前の状況。与那城は首位キープのために連対を確保したい。篠原、田渕はトップが必須な最終戦となった。
最終戦は東4局に大きな見せ場、篠原がチンイツの待ちの跳満聴牌。しかし親の与那城が孤立のドラを重ねてリーチ。6000オールのアガリを決めて一気に大幅リードを確保した。
南3局には3軒聴牌。ラス目親篠原のリーチ、田渕の大三元聴牌、与那城が仕掛けて跳満聴牌と熾烈な1局となったが流局となった。
オーラスも田渕にチンイツのチャンス手が入ったが、与那城はしっかり守り切り終局。与那城が更にポイントを伸ばして来週戦うBブロック2卓のメンバーに大きな条件を与えた。
首位をキープした与那城は「18000放銃してしまった場面もありましたが、それを引きづらずにその後も打てたことは大きな成長だと思っています。まだ首位確定ではないので、来週の2卓の対局を見届けて、今後に向けてしっかり準備していきたいと思います。」と気を引き締めた。
成績・写真
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次戦は6月5日。涼宮麻由、山田佳帆、水谷葵、丸山奏子の四名で、第2節Bブロック2卓の対局が放送される。この対局が予選の最終戦となる。
出場者
【本戦出場者】
■シード枠
梅村日奈子(麻将連合)
篠原冴美(日本プロ麻雀協会)
涼宮麻由(日本プロ麻雀協会)
田渕百恵(最高位戦日本プロ麻雀協会)
塚田美紀(最高位戦日本プロ麻雀協会)
都美(日本プロ麻雀協会)
中山百合子(日本プロ麻雀協会)
夏目智依(RMU)
丸山奏子(最高位戦日本プロ麻雀協会)
山本ひかる(RMU)
柚花ゆうり(日本プロ麻雀協会)
与那城葵(最高位戦日本プロ麻雀協会)
■出場権争奪戦勝ち上がり者
水谷葵(日本プロ麻雀協会)
松井夢実(最高位戦日本プロ麻雀協会)
山田佳帆(最高位戦日本プロ麻雀協会)
相川まりえ(最高位戦日本プロ麻雀協会)