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ネマタの戦術本レビュー第304回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その11」

ネマタの戦術本レビュー第304回「手作りと押し引きの鉄戦術  著:福地誠 その11」
ネマタの戦術本レビュー
2017年05月16日 20:00

Q42 スルー

 今回くらいの手なら他に雀頭が有ってもからはスルーしそうですが、雀頭が無い手だからといって鳴かないとは限りません。メンツと異なり雀頭は基本的にツモでしか作ることが出来ず、鳴いて手牌が少なくなるほど雀頭は作りにくくなるので、「雀頭が無い手から鳴いてもあまり早くならないので、スルー有利であることが多い」というのが実際のところです。

 今回の手牌であれば、発がポン出来るとしてもさほどアガリやすくならないので、ドラが止められそうな仕掛けを入れるとかえってアガリにくくなるとみてスルー。がドラでないならメンゼンを崩してまで仕掛けるほどではないとみてスルーとします。なら、鳴いても打点が落ちず、鳴いた方がアガリやすいとみて鳴きます。

Q43 ポン

 メンツよりは雀頭の方ができやすいので、ヘッドレスになる場合も基本は鳴いた方がアガリやすいです。問題は守備力を落としてまで鳴くかどうかにあります。

 今回は鳴いてもアガリにまで遠いので守備力が欲しい手ではありますが、ポンとなると、が見えてなければ他家に対して結構な牽制になります。

 他家が手を止めてくれるようなら安牌を残す必要性が減りますし、運が良ければ引きから更に高打点の手を狙うこともできます。よって今回は他家への牽制も兼ねてポン、既にが場に2枚以上切られているというのであればスルーします。

Q44 打

 Q17もそうでしたが、雀頭が無い時に雀頭がある時と同じ感覚で打っているとミスが起きやすいです。意識していないとミスしやすい手牌ほど集中して打ちましょう。

Q45 ポン

 ホンイツ変化が無くても、メンゼンではメンツになりにくいところをメンツにしたうえで手が進む牌は基本鳴きます。

Q46 スルー

 面子候補が2つ以下となると仕掛けてもあまり早くなっているとは言えません、メンゼンならチートイツや国士の可能性も残るので、今後のツモ次第でメンゼンでいくか仕掛けるか選択の余地を残した方がよいとみます。

 トイツが風牌トイツであれば、更に字牌が重なって四喜和や字一色にまでなる可能性があるので、鳴き手に絞った方が運よくアガれた場合も高打点になりやすいとみて鳴きます。

 ブラフにしても、ポンだけでは他家全員の手を止めるには弱いです。安手の他家の手だけを止めて、高打点の手が入っている他家を結果的にアガらせてしまうと逆効果にもなります。他家全員の手を止めることが期待できるほど手材料が揃っているのであれば、単純にアガリを目指すうえでも鳴いていった方がよいので、牽制効果を主な目的として仕掛けることはないです。

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この記事を書いた人

ネマタ
ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

サイト:現代麻雀技術論
著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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