最高位戦日本プロ麻雀協会は4月5日、第39期のタイトルを獲得した選手を表彰する「第39期就位祝賀パーティー」を、ホテルニューオータニで開催した。今期は最高位と最高位戦Classicに村上淳、女流最高位に大平亜季、發王位に水巻渉、女流名人位に小池美穂、新人王に川村俊介、アマ最高位に兵頭英昭さんがそれぞれ就位した。

　最高位として最初に登壇した村上は、私生活で精神的に追い込まれていた中、周囲のサポートもあっての戴冠であったことを語り、当時を振り返って壇上で思わず感極まって大粒の涙を流しながらの挨拶となった。今期の村上は最高位の他、最高位戦Classic、第10回モンド王座決定戦でも優勝し、4年前の3冠獲得以来の村上イヤーとなった。

　その他、モンド王座を獲得した村上、μレディースオープンの宮本祐子、BIG1カップの楠橋思がそれぞれ表彰されたほか、入会20年の特別表彰として、齋藤真史が表彰された。

　就位祝賀パーティーには、大勢のファンやプロ雀士のほか、現最強位の藤田晋氏（株式会社サイバーエージェント）や今季より最高位戦に所属した経済評論家の勝間和代など多くの著名人も訪れ、各プロの就位を祝った。