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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第207回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第207回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第八節二回戦B卓

▼対局者
Ⓟ中嶋隼也
小林剛
Cさん:就活生@川村軍団
多井隆晴

牌譜はこちら

 はメンツを作りにくいとはいえ一通目もあります。をポンした時はがほぼ不要になるので、ソーズホンイツと読まれにくくするための先切りというところでしょうか。

 南家リーチにを引いて一旦はを切りますが…

 ここではより先に打を切っているのにリーチ宣言牌がではいかにもが当たりそうですが、が雀頭のパターンもあります。が3枚見えであることからどちらかと言えばそのパターンが多そうです。南家の打ち筋的に

は雀頭)

なら待ちと読まれにくくするために先切り、一方

は雀頭)

なら待ちを読まれにくくするために先切りしてくるのではないかという人読みもあったのかもしれません。

 東家はツモり四暗刻をテンパイしますが何とテンパイ崩し。14巡目で切る牌が両無スジの。アガリ牌もあまり残ってなさそうという読みもあったと思いますが…

 にくっついて再度テンパイしたところでリーチ者がをつかんで9600和了。リードを更に広げました。テンパイを崩すと完全にベタオリになるなら流石にテンパイを維持すべきとみますが、今回のように回し打った結果アガれることもあります。このあたりの押し引き判断は今後の研究課題になりそうです。

この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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