ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
- 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
- ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
第九節一回戦A卓
▼対局者
Ⓟ多井隆晴
Ⓟ木原浩一
Ⓟ中嶋隼也
Dさん:就活生@川村軍団
チートイツ1シャンテンですがメンツ手に絞って2シャンテンに戻す打3mも考えられます。ドラ5m
であることもありメンツ手本線で進める人も多そうですが、個人的には悪形が先に埋まらないとメンツ手でテンパイしても悪形残りなのでチートイツ1シャンテンを維持しそうです。3巡目にリャンメン固定していることもありやりづらい選択ですが、タンヤオの1翻がつく分いっそ打1s
でチートイツに決め打つ手もありそうです。下家がソーズホンイツ傾向なので微妙かもしれませんが、チートイツの評価を高く見て8p
より先に打9s
を打つ選択も有力だったように思います。それならこの時点で7p
単騎でリーチを打てました。
流局間際で安牌を切りつつテンパイを維持できるので当然と言えば当然ですが、満貫の25sテンパイから9m
を止めて放銃を回避しました。
アガってもトップはおろか2着目もまだ遠く、満貫放銃でラス落ちの南場3着目。天鳳段位戦ならメンピンドラ1とはいえ点数状況的に降りそうですが、天鳳名人戦で優勝を目指すうえでは追っかけた方がよかったように思います。
3sは西家のアガリ牌…ですがフリテン。3s
を押していれば一発ツモでした。
25mをツモった場合、メンピンドラ1のリャンメンテンパイと、一通ドラ2のペン7s
テンパイなら少なくとも後者が劣るということはないので、形的には選びにくいですが先に7s
をツモることもあるので打7p
もありそうです。
先に9sをツモったので結果的にはどちらも同じ。赤5m
ツモって裏ドラが何と3枚乗って倍満。大きなリードを奪いました。次回に続きます。