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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第217回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第217回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第九節一回戦A卓

▼対局者
多井隆晴
Ⓟ木原浩一
Ⓟ中嶋隼也
Dさん:就活生@川村軍団

牌譜はこちら

 チートイツ1シャンテンですがメンツ手に絞って2シャンテンに戻す打3mも考えられます。ドラ5mであることもありメンツ手本線で進める人も多そうですが、個人的には悪形が先に埋まらないとメンツ手でテンパイしても悪形残りなのでチートイツ1シャンテンを維持しそうです。3巡目にリャンメン固定していることもありやりづらい選択ですが、タンヤオの1翻がつく分いっそ打1sでチートイツに決め打つ手もありそうです。下家がソーズホンイツ傾向なので微妙かもしれませんが、チートイツの評価を高く見て8pより先に打9sを打つ選択も有力だったように思います。それならこの時点で7p単騎でリーチを打てました。

 流局間際で安牌を切りつつテンパイを維持できるので当然と言えば当然ですが、満貫の25sテンパイから9mを止めて放銃を回避しました。

 アガってもトップはおろか2着目もまだ遠く、満貫放銃でラス落ちの南場3着目。天鳳段位戦ならメンピンドラ1とはいえ点数状況的に降りそうですが、天鳳名人戦で優勝を目指すうえでは追っかけた方がよかったように思います。

 3sは西家のアガリ牌…ですがフリテン。3sを押していれば一発ツモでした。

25mをツモった場合、メンピンドラ1のリャンメンテンパイと、一通ドラ2のペン7sテンパイなら少なくとも後者が劣るということはないので、形的には選びにくいですが先に7sをツモることもあるので打7pもありそうです。

 

 先に9sをツモったので結果的にはどちらも同じ。赤5mツモって裏ドラが何と3枚乗って倍満。大きなリードを奪いました。次回に続きます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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