第2章 毎日東風戦を1回ずつ
感覚に頼る技術については、どうしてもブランクがあると衰えるものです。逆に言えば、習慣づいて無意識のうちにできるようになった技術については、長年のブランクがあっても簡単に衰えないものです。感覚に頼りがちな読みや状況判断の分野も、どうにかしてそのような形にできないものでしょうか。
少しずつ強くなっている実感
麻雀を一番打ち込んでいた時期は、わかってないことがだんだんわかってくる楽しさが私にもありましたが、最近は頭でわかっていても体でできないことへの苛立ちから実戦から離れがちになっていました。頭で理解していることを、体で身に付いているレベルに落とし込むことを今後の課題としたいところです。
麻雀は人狼や将棋より平等
認知のための反射神経、判断のための深い知識、操作のための身体能力が必要なゲームはどうしても才能の差が出ます。麻雀は運要素が強いのもありますが、そういった才能の必要性が少ないゲームでもあります。私がこのゲームを25年以上続けられているのも、まさにそういった麻雀の性質によるものでしょう。
日本麻雀が世界に広がる可能性も
「手組」「押し引き」両方の要素があるのが日本麻雀の魅力です。個人的には「押し引き」の要素をそのまま残して、「手組」「読み」の要素が増えるように、ドラ、リーチの代わりに鳴き手役の数を増やせばもっと面白くなるのではと思っています。
本記事に関するご紹介
麻雀戦術のパラダイムシフトは
ここから始まった!
これがデータ麻雀の聖典だ!
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ツキや流れの「ひらめき麻雀」に終わりを告げた
伝説の「データ麻雀」の聖典が、全頁2色になって降臨!
『科学する麻雀』をもっとも読み込んだと豪語する
経済評論家・勝間和代との特別鼎談「麻雀はどこまで科学できるのか?」や、
「危険を察知せよ! 読みの技術論」なども新規収録!
強者になりたければ、本書を使い倒せ!!
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福地誠(編)
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