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ネマタの戦術本レビュー第907回「『初代Mリーガー松本のベストバランス麻雀』著:松本吉弘 その10」

ネマタの戦術本レビュー第907回「『初代Mリーガー松本のベストバランス麻雀』著:松本吉弘 その10」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第二章

10

 86ページ(1)の手牌は東をポンした直後に北が出た場合もポンしそうです。確かに直後にリーチが入れば苦しい展開になりますが、鳴いた直後にリーチが入ることを想定するのは、先にテンパイできるケースもある以上やや弱気とみます。個人的には先にもう1手進んだ時にリーチに押し返せるなら、「低安全」になっても手が進む牌は鳴くくらいの基準で打つので、ペンが残っても3900~5200の1シャンテンに取れることを優先します。

(2)は発をポンしてもう1手進んだところで、発のみなうえに悪形残りの1シャンテン。リーチに押し返せる手組にならないので、「低安全」になるはスルー、「高安全」を維持できるは鳴きというところでしょうか。

 しかし、ピンズと字牌で4ブロック揃っているので、浮き牌として価値が高いのは他色の中張牌より、ホンイツの5ブロック目になる字牌。字牌が残っていれば「高打点」「高安全」を維持しつつ手を進めることができるので、この手牌になる前に字牌があればそれを残していた方がよかったとみます。

 「0高」なので鳴きづらい場合も、単に鳴ける牌をスルーして手を進めるだけでなく、鳴ける基準を満たせるような手組を目指すという選択もあることを押さえておきましょう。

(3)のようなメンゼンでもそれなりにテンパイしやすく、鳴くと30符3翻未満の手については、「悪形からは鳴き、良形からはスルー。」が1つの基準。ただしツモ番に限りがある以上、良形からでも鳴くべきケースもあります。メンゼンにこだわり過ぎないようにしたいものです。

基準としては平和もあるので悪形からは最序盤に限りスルーもあり、良形からは9巡目以降は鳴くというのが一つの基準となりそうです。

(4)のような鳴きは鳴く基準というより、鳴く選択があるということに気付けるかどうかがポイント。1アタマ4メンツの作り方は様々です。アガリに向かううえでメンツを崩すことは稀とはいえ、出来メンツより浮き牌を優先することもあります。固定観念にとらわれないようにしたいものです。

 残った浮き牌が弱いことからはスルーとありますが、をポンするようなら、もポンしてチンイツ1シャンテンに取れる方がより価値の高い手牌と言えます。アガった時に跳満以上になる打点面の影響が大きいので、多少アガリ率が下がるとしてもどちらかと言えばからでも鳴いた方がよいとみました。

(5)は鳴くとタンヤオドラ1止まりなので(3)よりはメンゼン寄り。しかしそれでも基本は悪形からは鳴くところ。本書は1枚切れとしていますが、0枚切れであっても序盤以外は鳴きます。良形から鳴くのは11巡目以降くらいというのが一つの基準となりそうです。

初代Mリーガー松本のベストバランス麻雀

新鋭Mリーガーによる待望の戦術書!

現在麻雀界はMリーグの開幕で活況を呈しています。トッププレイヤーによる真剣勝負をリアルタイムで観戦できるのは麻雀ファンとしても興味の尽きないところです。 そんなMリーグに最年少で参加しているのが日本プロ麻雀協会所属の松本吉弘プロ。第9回 TwinCup優勝、第25期 發王戦優勝などの勢いを買われ、サイバーエージェントがオーナーを務める「渋谷ABEMAS」に大抜擢されました。 元高校球児で強面。その容貌から「卓上のヒットマン」の愛称でファンに知られている松本プロですが、麻雀の腕も一級品。 その場の状況に応じて様々なスタイルを使い分ける「ベストバランス麻雀」を身上としてMリーグでも活躍しています。 本書は手順、読み、大局観、ゲーム回し、押し引きといった麻雀で勝つための重要事項をテーマに、松本プロが自身の戦術を初披露した、ファン注目の一冊です。

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