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ネマタの戦術本レビュー第958回「『麻雀の失敗学』編 その6 著:朝倉康心」編

ネマタの戦術本レビュー第958回「『麻雀の失敗学』編 その6 著:朝倉康心」編

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

失敗学番外編1 失敗学1同様、「ソバテンがいかにもありそうだけど、読みによって通りやすそう」と言える牌を押すべきかどうかという問題です。

失敗学1はアガって2着からトップ、放銃でもラスとは限らず、通りさえすればアガリやすそうであったのに対し、今回は現状トップ、放銃はほぼラス、通ったところでアガリやすい待ちではありません。「当たらない理由を探して通す」ことより、「当たる理由を探して止める」ことを優先すべきだったように思います。

前回の繰り返しになりますが、「読みよりまず簡易的な押し引き判断」。読みの精度が高まるほどこのことを忘れがちになるので、実力に自信がついたとしても、常に肝に銘じておきたいものです。

失敗学番外編2 「他にもっと通りやすい牌があるのに振り込んでしまう」。後から振り返った時に気付けるミスの類としては最も多いのではないでしょうか。単にベタオリするだけでなく、テンパイ料を取る可能性まで考慮していると特にやりがちです。

他に通りやすい牌があることを失念してしまうということは、振り込んだ牌も見た目は比較的通りやすそうということで、この手のミスは字牌で起こることが多くなります。一般論では順子を形成しない分字牌は安全になりやすいですが、手作りをする立場からすれば待ち頃の牌ですから、「(現物で無ければ)確実に通る」と言えることがなかなかないのも字牌の特徴です。降りている際は、「リャンメン以外の待ちにも当たりにくいのでむしろ字牌より通りやすい」といえる数牌が無いかを確認しましょう。

朝倉康心の『麻雀の失敗学』

失敗こそ進歩のチャンス!
麻雀プロの戦術本で、自分のドヤ牌譜、アガった名牌譜に焦点を当て語ったものは過去に数多くありますが、自分の「失敗譜」だけに目を向けそれについてひたすら語った戦術本はありません。なぜでしょうか?それは失敗は恥ずかしく、またそれを明かすことは自分が弱いと思われかねないからです。

しかし日本で唯一「天鳳位」を2回獲得、Mリーグ2018でトッププロ相手に178.8ポイントの好成績を残した朝倉康心なら、その心配はありません。著者自身のツイッターも、失敗譜の反省にまみれてます。そんなことから生まれた本書ではMリーグの実戦の失敗から新たな『常勝理論』が語られてます。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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