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ネマタの戦術本レビュー第1082回「『麻雀技術の教科書』編 その14 著:井出洋介・小林剛」

ネマタの戦術本レビュー第1082回「『麻雀技術の教科書』編 その14 著:井出洋介・小林剛」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

第2章 1シャンテンに向かう考え方

case18 リャンカン形がトイツになった場合の選択

ポンできる牌姿3、4は明確にカンチャントイツ残し有利。比較が難しいのは牌姿2のようにリャンカンを残すと平和がつく受けが多くなるケースですが、今回のように片割れのトイツがならリャンメンが先に埋まった時の待ちが強い。片割れのトイツが中張牌の場合は、トイツを残した方が良形に変化しやすいというメリットもあります。このあたりは場況次第になりますが、基本的にはリャンカンよりカンチャントイツを選択することが多いと言えます。

case19 並びトイツの整理の仕方

牌姿1はでもトイツを崩す選択が有力。3トイツあるのでトイツを崩した方がロスが少なく、手変わりでも差がつかない形であるためです。

同様に牌姿2も打が最もロスが少ないのですが、ソーズリャンカンから1枚切った場合はツモで良形ができるうえに高めイーペーコー。個人的にはソーズに手をかけることも多そうです。

ただし、の二度受けということは、場にが切られると通常のターツより待ちが苦しくなるということ。実戦的にはどちらかと言えばピンズに手をかけることが多そうですね。

case20 アンコのそばにある数牌の扱い

牌姿1は「13322」(2)の2シャンテン。ヘッドがないメンツ候補オーバーの形なので、アタマを作る受けが3種あるを残す価値が高い。ターツの中で価値の低いカンチャンターツを落とします。

牌姿2は「13322」の1シャンテン。からリャンメンができれば二度受けを解消できますが、逆に言えばその程度の変化でしかないので、実戦ではアンコ持ちで比較的安全なを残すことも多そうです。

牌姿3は「23331」のくっつき1シャンテン。アタマをとして手広い4連形×2の形にする打が基本ですが、この手牌で巡目が早ければ例外的にアタマを落としてメンタンピンまで狙う打も考えられます。アタマがあるならアンコそばの数牌の価値は低いですが、逆に言えばアタマが作りやすいのでアタマを崩しても手広い形を残しやすいということ。利用頻度は低いですが一応押さえておきましょう。

麻雀技術の教科書

読めば勝率が上がる! すべての雀士必携! 新しい麻雀戦術書!

麻雀の打ち方は人それぞれです。
本書の著者の二人を比べてみても、井出プロは手役重視、
小林プロはスピード重視と、スタイルがかなり違います。

打ち方が正反対の二人に共通する考え方があれば、
それは、現代麻雀のセオリーといえるのではないか。
この問いから、本書は生まれました。

「アガリ方の基本を1冊に」
「複雑な牌姿でも、迷わず打てるように」
というのが基本方針ですが、
ルールを覚えたばかりの人でも読めるように
丁寧に解説することを心がけました。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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