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第95回 ネマタの麻雀徒然草

第95回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

 戦術本『麻雀の2択』のレビューを始めさせていただきました。こちらでは本書で取り上げられている、「データの泉」を元に思うところを徒然なるままに書かせていただきます。データの具体的な数値については、是非とも本書を購入のうえ御確認下さい。

「データの泉」117p

 (先制テンパイした場合の)チートイツの強さについては第93回でも申しましたが、チートイツの弱点はもちろんなかなかテンパイしないこと。以前は好きな手役にメンホンチートイツと答えていたこともありましたが、当時嫌いな手役は何かと聞かれたら、1シャンテンからテンパイしないチートイツと答えていたと思います(笑)

 チートイツに決めた1シャンテンより、アンコを含んでいるのでチートイツの受け入れが1種狭いメンツ手2シャンテンの方がアガリやすいというのも注目点です。アンコがあるなら最高で四暗刻まであり、トイトイでも高打点になることが多いことを踏まえると、基本的にアンコがある手はチートイツに決め打たずにメンツ手もみる方がよいでしょう。

 ただし、データからも分かるように、巡目が深くなるほど、チートイツより手数がかかるメンツ手の可能性を残すメリットは薄くなります。巡目が深いときは基本チートイツ本線で進め、山を読んで重なりやすい牌を残すというよりは、将来他家のテンパイが入った時に通りやすい牌を残すことをお勧めします。安牌が残っていれば、後手を引いた時も危険牌をツモってベタオリする前にテンパイして押し返せるチャンスも増えるためです。逆に、序盤でチートイツに決め打ちしないことは他のメンツ手も狙えるというだけでなく、チートイツでテンパイした時に他家にチートイツと読まれにくくなるというメリットもあります。

 トイツ王子として知られる土田浩翔プロは、チートイツを作る時は山読みをしないと公言されています。真意のほどは分かりかねますが、不確定要素の高い山読み能力を鍛えたところで精度が知れているので、もっと分かりやすいところで工夫した方がよいということを意図した発言なのかもしれませんね。

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