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第239回 ネマタの麻雀徒然草

第239回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

こちらの4コマ漫画を見て、「ドラ1じゃなくてドラ2じゃないの」と思われた方がいらっしゃいました。どうやらドラ表示牌のと誤認されていたようです(ちなみに、裏ドラ率を3割とした場合、4枚めくって裏ドラが1枚も乗らない確率は約24%。4枚もめくることがそうそうないのでレアケースに感じがちですが、確率自体は4回に1回程度とそこまで稀でもありません。)。

他にも、の純チャン三色でテンパイしたと思って、が出て喜んでロンしたら、実際はで平和のみだったという話も聞きました。手牌を誤認してロンしたにも関わらず、誤ロンでチョンボを取られなかったというのも面白いエピソードですが、確かに言われて見れば誤認しがちなデザインです。これがのように、数字を表す模様の配置が変われば誤認する心配が少ないと言えます。

他にも、索子のデザインには、何故そうなったのか不思議なものが多いものです。には何故鳥の絵が描かれているのかについてはこちらの記事に解説があります。麻雀の前身である馬吊に鳥の絵が描かれていたのが由来。1索の鳥は見た目通り孔雀ですが、鳳凰や尾長鳥、ひよこが描かれているもの、中には鳥以外がデザインされているものもあるそうです。ひよこが描かれている牌があると聞いて、「まあじゃんほうろうき」で、漫画家なのに絵が下手な西原さんがを描こうとしたら、どう見てもひよこで編集長に怒られるエピソードを思い出しました。

だけ斜めが入っていることに気になった方も多いと思いますが、それもこちらで解説がされています。索子はもともと穴あき銭をまとめてヒモに通したものデザインで、実際にそのような形でまとめていたことに由来するようです。現在では上がWで下がMですが、一昔前は上がMで下がWのデザインになっていたこと、それとは別に笹の葉のようなデザインの麻雀牌が存在していたというのも興味深い話です。こういった歴史を探るのも、単なるゲームとしてだけでない麻雀の面白さです。

余談になりますが、解説の中で取り上げられている麻雀牌の中に、今の麻雀牌よりの上下の間隔が大きいものがあります。これならと誤認する心配もないですね。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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