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【Mリーグ】セガサミーフェニックス東城りお、吉野監督インタビュー「『感動する対局を届ける』という思いを一つにして突き進んでいく」

【Mリーグ】セガサミーフェニックス東城りお、吉野監督インタビュー「『感動する対局を届ける』という思いを一つにして突き進んでいく」

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セガサミーフェニックスは昨シーズン、レギュラーシーズン敗退という辛酸を舐めた。2021シーズンはその雪辱を果たすべく『挑戦』というテーマを掲げ、新たに東城りおが指名され、新体制で戦っていくこととなった。

指名を受けたときの気持ち、今後の施策等、東城りお、吉野監督にオンラインで取材を行った。

©ABEMA

 

指名を受けたときの気持ち

──東城選手にお伺いします。指名を受けた今の気持ちをお聞かせください

「緊張と、楽しみなど、いろんな感情が入り混じっている状態ですが、率直に嬉しい気持ちが一番です。開幕に向けて2ヶ月くらいの期間があるので、麻雀を打ちこんでいきたいと思います。シーズン中は頑張って結果を残します」

東城りおはセガサミーのグループミッションである『感動体験を創造し続ける~社会をもっと元気に、カラフルに。~』にマッチした選手

──吉野監督にお伺いします。監督就任時のお気持ちをお聞かせください

ドラフト時の吉野監督 ©ABEMA

「私自身セガサミーフェニックスのファンとして、毎年応援してMリーグを見ていました。喜びも悲しみも分け合ってきたという気持ちが強く、監督就任の話があったときは、応援してきたチームに貢献しようという強い使命感と、喜びを感じたと同時に、熱狂的なファンの方が多いチームだということを知っていたので、責任重大だと感じています」

──東城選手を指名した決め手は?

「東城選手は、セガサミーのグループミッションである、『感動体験を創造しつづける~社会をもっと元気に、カラフルに。~』というワードに非常にマッチした選手だと思い指名しました。勝負強く、度胸があり、多くの放送対局で結果を残していることも決め手の一つです。麻雀界全体を盛り上げるという視点で見たときも、東城選手はそれに対する力がある選手だと思っています」

──昨シーズンは最下位という結果でしたが、それを受けて来シーズンの施策は?

「昨シーズンは過去3年を振り返ってみても、特別に何か変わったということはないのですが、データ的に、アガリ率が低い、3着が多い、めくり合いに勝てないなど、課題的なものはたくさん見えてきています。そこをどう改善していくかを選手と話し合いながら、来シーズンは昨シーズンのようなことはないように、ひとつひとつ取り組んでいけたらと考えております」

──データの取得は来季も継続しますか?

「そうですね。データは非常に重要な要素だと思っております。麻雀は不確定要素が多いゲームですし、運の要素がからむのは周知のとおりですが、対局を重ねる上で有益なデータは必ず存在するので、そこをしっかり拾って改善していきたいと考えています」

──有益なデータは具体的にどんなものがありますか?

「重要だと考えているのは、対戦相手戦績や出場タイミングなどです。初戦と二戦目の成績の違いや次回出場までの間隔など、体調面もあるとは思いますが、よりプロの方が力を発揮できるよう過去データを参考にオーダーしていきたいと考えています」

東城選手「Mリーグ一年目は、悔しさでMリーグ自体を避けていた」

──東城選手は休養期間がありましたが、その間にMリーグは意識していましたか?

「休養期間を予定していたときが、Mリーグ初年度が始まる時期でした。そのとき、指名されるという話は決まってはなかったのですが、候補として名前があがっているという話は聞いていました。休養期間中は東京から離れることも決まっていたので、どうしてもMリーグに出場するのは難しく、泣く泣くお断りしました。実力的にも実績的にも、その時自信をもって出場できるかといわれると、そうではなかったことも理由です。なので、一年目のMリーグは全く見られなかったです。出場したかった気持ちと、自分のせいでチャンスを逃したという悔しさがあり、Mリーグ自体を避けていました。でも、1年の休養期間が明け、仕事や麻雀を再開していくと同時に、またこのステージに呼ばれるようになっていたいと、改めて勉強して麻雀に向き合ってきました。そして今年に入り、夕刊フジのタイトルをとり、改めて麻雀に対して本腰を入れられる環境が整ったこともあって、3年越しの今回の指名は喜びもひとしおです」

夕刊フジ杯で優勝!決戦で魅せた東城りおの逆境での強さ

──チームメイトの印象は?

「魚谷さんとは同じ団体で、一緒にYouTubeチャンネルを立ち上げるほど仲が良いのですが、近藤さん、茅森さんとは団体が違うので、お会いする機会が少ないので、これからお二人のことを知っていきたいです。茅森さんとは夕刊フジ杯で同卓することはありましたが、プライベートでの関わりは特にありませんでした。でも、茅森さんはお話するとすごく笑顔が可愛くて、優しい方だということが雰囲気で伝わってきますし、近藤さんは以前お話したとき、とても気さくで面白い方だなという印象を受けました。SNSやラインでも祝福の言葉をすぐにいただけたので、チームとしてもうまくやっていけそうだと思っています」

──吉野監督から見たチームの印象は?

吉野監督「東城選手は非常に謙虚な心をお持ちの方で、『チームの勝利を第一に考えつつ、新しい舞台の中で自分が少しでも輝けるように』という姿勢でいらっしゃるので、チーム一丸となって目標に突き進んでいけると思います」

「麻雀なので、うれしいことだけではなく、悲しい状況が続くこともあると思いますが、そんな状況になったときに、東城選手持ち前の明るいキャラクターがチームにとって+に働くと思っています。私も東城選手と同様、Mリーグ1年目の新入社員のようなものなので、一緒に頑張っていきたいです」

──MJ上でのイベントは今後企画されていますか?

吉野監督「コロナ感染の情勢を見ながらにはなりますが、十分なファンサービスが提供できていないので、今後は選手とファンを繋ぐイベントを考えていければと思います」

──最後にファンの皆様に一言お願いします

東城選手「自分の中で環境も整った状態であると思っているので、チームの意向をしっかり汲んで、麻雀はもちろんですが、麻雀以外の部分でもチームに貢献できるように、精一杯頑張っていきますのでよろしくお願いします!」

吉野監督「セガサミーフェニックスというチーム自体が、不撓不屈の精神をもって、最後まであきらめずに戦い抜くというチームです。昨シーズン近藤さんが手を震わせながらアガった倍満ツモで4着から1着になった試合、皆さんも記憶に残っていると思いますが、来シーズンも皆さんを感動させるような対局を届ける、という思いを一つにして進んでいきます。応援よろしくお願いします!」

 

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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