麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2021」76日目が2月15日(火)に開催された。
第1試合出場選手
東:沢崎誠
南:萩原聖人
西:石橋伸洋
北:滝沢和典
第1試合
東1局、親の沢崎がタンヤオ仕掛けでドラのを離すと萩原がポンしてテンパイ。
ここは沢崎2900のアガリで連荘。
次局は滝沢が三色変化をみたピンフのヤミテン。萩原からアガリ、南2局へ。
南2局、リーチした萩原と仕掛けた沢崎。アガリは出ずに流局。
連荘した萩原、ドラドラ赤赤の手牌でを切ると石橋がポンしてテンパイ。2000点のアガリで親番を迎える。
東3局は滝沢が1000・2000ツモ。静かな展開で全員2万点台で東4局へ。
東4局、滝沢の親番。実況の渋川から「子だったら真ん中から切り出して配牌でやめたい」といわれるほどバラバラな滝沢の配牌だったが、ピンフドラドラでテンパイし、先制リーチ。
ツモって裏ドラが1枚乗り、6000オールで抜け出す。
次局も2000オールをアガって滝沢の持ち点は5万点を超えた。
東4局2本場、沢崎がテンパイして打ちだしたドラを滝沢がポン。タンヤオにするにはを引かなければならないが、他家へ圧力をかけていくことがメインか。
結果、滝沢はテンパイできず沢崎の1人テンパイで南入。
南1局3本場、萩原ドラ3リーチも不発。沢崎、萩原、石橋は依然として僅差の南2局4本場。
親の萩原が發をポンしてテンパイしたところで、石橋もテンパイしリーチ。
どちらの待ちも山に3枚ずつ。4本場積まれている状況で萩原も引けないが、石橋が一発でツモアガリ。
裏ドラが1枚乗って3000・6000のアガリで石橋は抜けた2着目に浮上した。
南3局は萩原が4巡目に単騎のドラドラ七対子をリーチ。
は滝沢がすでに1枚切っており、安全牌候補として1枚抱え一向聴。滝沢の一発放銃かと思われたが、先に親の石橋が掴み、放銃。
萩原12000のアガリで2着目に浮上しオーラスへ。
南4局、親の滝沢が2000オールのアガリで連荘。
南4局1本場、2着目萩原からラス目沢崎の差は2200点。
ラス目の沢崎タンヤオのみで仕掛けて3着も辞さない構えだがを大明槓するとポンしたが新ドラとなり、一気に打点アップ。一向聴。
をチーしてテンパイだが、暗刻のを1枚切ってのリャンメンのテンパイにはとらず、を切って一旦単騎に構える。
後のインタビューで沢崎は、は仕掛けている萩原に通るかわからず、テンパイノーテンで着順がかわる石橋はオリている状況。比較的通りそうなを切って、テンパイキープに重きを置いた切りになったという。
すると次巡を引いて単騎とするとの片アガリでテンパイしていた萩原が掴み放銃。
沢崎は4着からプラスの2着になる大きなアガリを決めた。
リーチしてツモアガリを決め続けた滝沢のトップで、5位の格闘俱楽部はボーダー6位のサクラナイツと差をつけた。
第1試合結果
1位 滝沢(麻雀格闘倶楽部)+73.7
2位 沢崎(サクラナイツ)+2.9
3位 石橋(Pirates)▲25.1
4位 萩原(雷電)▲51.5
第2試合結果記事
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