麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」70日目が2月7日(火)に開催された。


第1試合結果記事
第2試合出場選手

東:勝又健志
南:萩原聖人
西:伊達朱里紗
北:白鳥翔
第2試合
東1局、親の勝又が2900のアガリ、次局テンパイして連荘。

東1局3本場、ピンズで仕掛けた萩原がチンイツテンパイ。ツモって3000・6000のアガリでトップ目に。

東2局、勝又が待ち役ナシテンパイのダマテンから、
に変化してリーチ。見事ツモって局を進める。

東3局、白鳥がを仕掛けてテンパイを入れるが、親の伊達からのリーチを受け撤退。

伊達のツモアガリとなり、4000オールで僅差だがトップ目に浮上。

東3局1本場、萩原がを仕掛けてテンパイ。親の伊達も仕掛けてテンパイするが、勝又から
が放たれ、頭ハネで萩原のアガリとなった。


東4局、テンパイまでは遠いと思われた勝又が七対子の単騎でリーチ。
萩原から一発で打ったのは1枚切れの。12000のアガリで勝又トップ目で南入。

南1局は伊達が地和チャンスだが、成就せず。待ちのダブルリーチ。トップ目の勝又から5200のアガリで着順が入れ替わる。


南2局、字一色まで見える伊達の手に注目が集まるが、勝又が一盃口ドラドラでテンパイしてツモアガリ。伊達とのデッドヒートを繰り広げる。


南3局、白鳥がのポンから発進してマンズのホンイツテンパイ。すぐにツモってオーラス親番を迎える。

南4局は親の白鳥がカン受けを選択したイーシャンテンで、狙い通りの
を引き入れドラドラリーチにたどり着く。

伊達も勝又とテンパイノーテンで着順が変わるため、七対子のテンパイを入れるが終盤に撤退。
アガリは出ずに白鳥の一人テンパイで流局となった。
次局は勝又がから発進。それを見て伊達も
が対子の手牌で
ポンから仕掛ける。
とタンヤオを見て進行。


2人の動きを受けて、手牌が苦しい形の親番白鳥。なんとかテンパイしてアガリまでまでもっていこうと、ペンをチーして一気通貫を目指す。
しかし浮いているを切れば勝又にテンパイ、さらにアガリを生むことになる。ここはいったんこらえて勝又に鳴かれにくいと思われる
のターツを外していった。

そのうちに勝又のもとにが。勝又は役牌を絞り切る選択をとり、後退。

すると伊達がを対子で落としていきタンヤオテンパイ。結果としては最後まで中を絞ってテンパイを目指した勝又だったが、選ばれたのは伊達のアタリ牌
。

仕掛け合戦を制した伊達がトップを決めた。伊達はこのトップで個人3位に。首位本田まで60ポイント差と一気にMVPが見込める位置まで浮上した。


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第2試合結果
1位 伊達(麻雀格闘倶楽部)+56.0
2位 勝又(風林火山)+8.4
3位 白鳥(ABEMAS)▲17.7
4位 萩原(雷電)▲46.7


2月7日トータル結果
風林火山(松ヶ瀬1着・勝又2着)+70.1
麻雀格闘倶楽部(寿人2着・伊達1着)+63.5
ABEMAS(日向3着・白鳥3着)▲40.2
雷電(本田4着・萩原4着)▲93.4
上位2チームが更なる加点を決め、雷電が苦しむ結果となった。雷電はここから上位に近付くか、下位に近付くかで終盤戦の状況が大きく変わってくる。マイナス圏となるのは避けたいところだ。木曜日は麻雀格闘倶楽部、Pirates、雷電、サクラナイツの戦い。雷電とサクラナイツがここからどう推移するかに注目が集まるだろう。



第2試合各局詳細
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