4月9日(土)竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2022」のファイナル進出枠1つを争う対局「女流最強スター決戦」が行われた。
麻雀最強戦2022 女流最強スター決戦
— 麻雀最強戦〈公式〉 (@mjsaikyosen) April 5, 2022
【A卓】高宮まり 伊達朱里紗 日向藍子 瑞原明奈
【B卓】丸山奏子 茅森早香 岡田紗佳 二階堂亜樹 @ABEMA で4月9日 15:00から放送
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今回は女流選手8名、いずれもMリーガーの華々しい戦いが繰り広げられた。
対局者
【A卓】高宮まり(日本プロ麻雀連盟) 伊達朱里紗(日本プロ麻雀連盟) 日向藍子(最高位戦日本プロ麻雀協会)瑞原明奈(最高位戦日本プロ麻雀協会)
【B卓】丸山奏子(最高位戦日本プロ麻雀協会) 茅森早香(最高位戦日本プロ麻雀協会) 岡田紗佳(日本プロ麻雀連盟)二階堂亜樹(日本プロ麻雀連盟)
予選A卓からは高宮まり、日向藍子、B卓からは丸山奏子、二階堂亜樹が決勝に進出。
B卓では南1局、5500点持ちの4着目と苦しんでいた丸山が配牌時点では南2枚、西2枚、北1枚のところから大胆に唯一の面子456mを落として高打点を狙った。そして山に3枚残りの小四喜聴牌にたどり着きツモアガリ。
驚異の手順で8000・16000を成就させ決勝に進出した。
決勝戦は僅差の戦いとなった。東4局に高宮がやや抜け出す5800のアガリを決めたが、その次局は丸山が高宮から2600のアガリを決めて誰も抜け出さない展開で南入。
そんな中、南1局で亜樹が混戦を一歩抜け出す1600・3200のアガリを決めた。
南3局は親の亜樹にチャンス配牌、さらに加点を決めるかと思われたが丸山が1300・2600のアガリ。これで亜樹と2900点差まで縮めてオーラスを迎えた。
南4局では丸山が道中東を暗槓せずの選択。高めのドラであれば条件を満たすリーチを打ったが安めのツモ。裏ドラ条件にはかけずここはあがらずを選択してもう1局となった。
最終局となった南4局1本場は亜樹の先制リーチに立ち向かった丸山がアガリを決めて決着。熾烈な展開を制して優勝を決めた。
「オーラス1局目は500・1000では足りないということが頭に入ってしまって、ピンフの事を考えてしまったために東の暗槓による打点上昇が頭から抜けてしまって切ってしまい、敗着になりかねない大きなミスで恥ずかしい場面をお見せしてしまいました。しかし次局の勝負でアガリきれて幸運が向いてくれたなという思いです。私は色んなことを同時に平行して考えてしまうとどれかは抜け落ちてしまったりするので、ファイナルまでにはたくさん練習を積んで、よりよい麻雀が打てるようになるよう努力していきます」と対局の反省を語った。
次回は5月1日(日)各団体の頂点に君臨する女流プロの熾烈な戦い、女流チャンピオン決戦が開催される。
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