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ポーカーと麻雀は似ている?共通点・相違点を徹底比較!

ポーカーと麻雀は似ている?共通点・相違点を徹底比較!

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ポーカーと麻雀はどちらが面白いか、どちらが難しいかといった形でたびたび比較されることがあるゲームだ。双方とも役を作り、駆け引きが重要といった共通点が多いことがその所以で、麻雀プロにもポーカーでその実力を発揮している方は多い。頭脳ゲームを得意とするプロ達は、ポーカーのどのような点に惹かれるのだろうか。2つのゲームの共通点や違いを比較して、それぞれの魅力を探ってみよう。

ポーカーと麻雀の特徴

ポーカーと麻雀は、どちらも「不完全情報ゲーム」と称されるゲームに分類される。これに対して「完全情報ゲーム」と呼ばれるゲームも存在する。まずはこの2種類のゲームについて解説しよう。

完全情報ゲームとは?

まずは完全情報ゲームについて解説しよう。完全情報ゲームとは、将棋や囲碁などのように対戦する全てのプレイヤーが全ての情報を把握できるゲームのことだ。相手の行動や手駒などの情報も確認可能で、分からないのは対戦相手の思考だけ。情報はイーブンの状態で相手の思考の先を読み、最善手を模索して勝利を目指すのが完全情報ゲームの面白さだ。有名なゲームでは、チェスやリバーシも完全情報ゲームに分類される。

不完全情報ゲームとは?

一方、不完全情報ゲームは一部情報が不明な状態で進行していくゲームだ。相手の配牌や手札の情報、自分が次に手にする札なども分からない。先述の通り、麻雀やポーカーが不完全情報ゲームに分類され、先の見えない事柄に対しての考察やスリルが魅力となっている。麻雀と共通点の多い不完全情報ゲームも多数販売されており、多くの人を魅了し続けている。

ポーカーと麻雀の似ている点

ポーカーと麻雀は双方不完全情報ゲームという共通点があることがわかったが、具体的にはどのような類似点があるのだろうか。

手札・手牌で役を作る

手札・手牌で役を作るという点がポーカーと麻雀の特徴であり、代表的な共通点だ。両ゲームともにランダムでカード・牌が配られ、プレイヤー同士で対等ではない手材料を使って役を作っていく。与えられた手材料をもとに構想を練り、勝負の度に違った対応をしていくのがポーカーや麻雀の面白さだ。

チップ・持ち点での勝敗決め

チップ、点棒といった持ち点をもとに勝敗が決する点も、両ゲームの共通点といえるだろう。お互いゼロからスタートで加点が続いていくタイプのゲームとは異なり、自分のポイント増加が相手のポイント減少につながるため一回ごとの勝敗による差が生じやすい。それと同時に、相手からポイントを獲得することで大逆転できる可能性も秘めているということでもある。

心理戦や考察も重要な要素

ポーカーも麻雀も、心理戦や読みなどの考察が重要なポイントとなっている。両ゲームはともに相手の手の中が見えない状況でゲームが進んでいく。どちらも役の強さは重要だが、同等かそれ以上に重要になる要素が心理戦や考察だ。ポーカーでは相手の出方によって勝負を挑むか降りるかを決めたり、それを逆手にとって相手の行動を誘ったりという駆け引きが勝負を左右する。麻雀においても勝負どころを見極めたり、捨て牌から相手の手を読んで放銃を回避したりといった押し引きが勝負のカギを握る。

ポーカーと麻雀の違い

このように共通点が多いポーカーと麻雀だが、逆に相違点としてはどんな点が挙げられるのだろうか。ここからは2つのゲームの異なる点を具体的に解説しよう。

1ゲームにかかる時間

ポーカーと麻雀では1ゲームにかかる時間が異なる。1ゲームの所要時間はポーカーは約2~3分、麻雀は一局5~10分といったところだ。時間がかかるということはそれだけ集中しなければならない時間は長く、考えることも多くなる。麻雀の場合、半荘戦ともなると1時間を超えることも珍しくない。ポーカーは1ゲーム単位で見れば短時間で勝負が決まるという手軽さも魅力のひとつといえるだろう。

点・チップの獲得方法

ポーカーと麻雀は点数の獲得方法も異なる点だ。麻雀は役によって決定した翻によって点数が決まっているが、ポーカーは役自体に点はなく、公開された手札のうち最も強い役を作れたプレイヤーが場に賭けられたチップを獲得することになる。

ポーカーはオリることができる

ポーカーは自分のカードが弱いときにはオリるという選択をし、自分のチップの損失を最小限に抑えることが可能だ。しかし、麻雀の場合は自身の手牌が悪くても対局を途中で放棄することはできない。どのような状況でも終局まで打ち続けなければならないので、与えられた手牌で最善を尽くす必要のあるゲームといえるだろう。

麻雀プロにもポーカー愛好家は多数

ABEMAのPoker×Pokerに出演した小倉孝 ©ABEMA

ポーカーの面白さに魅せられた麻雀プロも多く、鈴木たろうは趣味のひとつにポーカーを挙げている。また、都美はポーカーの講習イベントの開催や、本場ラスベガスでゲームを楽しんだことがあるポーカー好きとして有名だ。

小倉孝は麻雀プロでありながらポーカーの大会での優勝経験もあり、勝負師としての強さを遺憾なく発揮している。

下の動画では、セガサミーフェニックスのメンバーがYouTubeでテキサスホールデムポーカーに挑戦している。前編ではポーカーのルールの説明もあり、ポーカー入門者にもおすすめの動画だ。後編では普段はチームメイトである4人の熱い戦いが繰り広げられているため、ぜひその目で勝負の行方を確かめてほしい。

麻雀好きならきっとポーカーも楽しめる!

本記事ではポーカーと麻雀に共通する特徴や相違点、両ゲームの魅力について解説した。心理戦やランダム性が生みだすスリルといった共通点も多いため、麻雀が好きならきっとポーカーの魅力にも魅せられていくことだろう。ポーカーで必要になる観察力や分析力は麻雀でも活きてくるはずだ。ポーカーへの挑戦を通じて、さらなる麻雀力の向上を目指してみてはいかがだろうか。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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