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麻雀キャスター 小林未沙 「想像力をどれだけ膨らませられるかが勝負です」【マージャンで生きる人たち 第12回】

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普段気をつけていることとは?

「飲んだら歌わない(笑)。これは必須です。お酒を飲んで歌うのが、喉には一番悪いんです。血行がよくなるので、そのときは声がよく出るんですが、炎症直前の状態で声を出しているので、喉には最悪。また風邪を引いたら、仕事に影響してしまうので、シリーズものの仕事の時にはより体調管理に気をつけています。飲み会では大声を出さないとか(笑)。それでも調子が悪いと感じたときには刺激の強い食べ物を避け、大根を薄切りにしてハチミツにつけたエキスを飲んだりしています。大根のエキスが出てハチミツがさらさらになるんです。また乾燥する冬場は、寝るときには喉を守るためにマスクをして寝ます。慣れちゃえば苦しくはありません」

 

麻雀キャスターを目指したい人へ

「しゃべる技術云々よりも、対局を見て、その内容を幅広く豊かに受け止め、様々な想像力を働かせていくことが大切だと思います。その人にとっての一打一打の意味をセオリーや定石で判断するのではなく、その人の立場になって考えられるかどうかが大事なのかなと。要はどれだけ想像力を膨らませられるかが勝負です。想像力を膨らませるために普段はよく本を読んでいます。推理小説からエッセイ、犯罪ルポまで、とにかく人間むき出しなのが好きですね(笑)」

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打牌に関しては、否定はよくないけれど、フォローばかりでもおもしろさは伝わりません

 

座右の銘は?

「座右の銘は毎月変わるんです(笑)。座右の銘というより心がけていることなんですが、今月は『笑顔』。ちなみに先月は『人の話を聞く』。その前の月は『毎晩お風呂で小顔ストレッチをする』(笑)。内面的なものもあれば、具体的な目標もあります」

 

小林さんにとってマージャンとは?

「私にとって麻雀とは、共通言語です。どんな業界の人とも麻雀の話はできるので、自分の世界を広げてくれるんです。麻雀きっかけでいろんな出会いがあり、今の自分がある。言葉も麻雀も生き物のようで、相手によって対応の仕方が変わったり、時代によって流行り廃りがあったり、正しさの基準も変わってきます。また、言葉に方言があるように、麻雀のルールにもメジャーなもの、ローカルなものもありますし、そういった意味でも似ていると思います」

 

インタビューを終えて

麻雀キャスターとして、現在もトップランナーたる所以は、制作スタッフからも、そして対局者からも信頼されているからに他ならない。麻雀プロ界の現状や課題を肌で感じているからこそ、内向きではなく、外の世界とどう繋げていけるのかを真摯に考えていると語る小林さん。内に秘めた麻雀愛が、ひりひりと伝わってきた。

文責:福山純生(雀聖アワー) 写真:河下太郎(麻雀王国)

 

◎のんびりO型日記…(小林未沙のさぼりさぼりブログ)
http://ameblo.jp/kobamisa/

◎小林未沙公式ツイッター
https://twitter.com/kbysms

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